「エデン・喜びの園」September 5, 2025
神である主は東の方のエデンに園を設け、そこにご自分が形造った人を置かれた。神である主は、その土地に、見るからに好ましく、食べるのに良いすべての木を、そして、園の中央にいのちの木を、また善悪の知識の木を生えさせた。一つの川がエデンから湧き出て、園を潤していた。それは園から分かれて、四つの源流となっていた。第一のものの名はピション。それはハビラの全土を巡って流れていた。そこには金があった。その地の金は良質で、そこにはベドラハとショハム石もあった。第二の川の名はギホン。それはクシュの全土を巡って流れていた。第三の川の名はティグリス。それはアッシュルの東を流れていた。第四の川、それはユーフラテスである。神である主は人を連れて来て、エデンの園に置き、そこを耕させ、また守らせた。神である主は人に命じられた。「あなたは園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは、食べてはならない。その木から食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」創世記2章8ー17節
エデンの園は喜びの園でした。
見るからに好ましく、食べるのに良いすべての木があり、
園のどの木からでも、思いのまま食べることができました。
永遠のいのちを保つ、いのちの木からもです!
けれども1本だけ、禁断の木がありました。
善悪の知識の木です。
その木から食べるとき、あなたは必ず死ぬ。
だから食べてはならないと、神は警告されました。
善悪の知識の木は、善悪を測る基準・ものさしでした。
その木から食べないことは、神を善悪の基準とすること、
つまり「神を神とすること」を意味しました。
その木から食べることは、自己を善悪の基準とすること、
つまり「自分が神になること」を意味しました。
人間が神を善悪の基準とする限り、エデンの園は喜びの園でした。