「あなたの重荷を主にゆだねよ」June 22, 2025
詩篇55篇は、指揮者のために。
弦楽器に合わせて。ダビデのマスキール。
神よ 私の祈りを耳に入れ
私の切なる願いに 耳を閉ざさないでください。
私をみこころに留め 私に答えてください。
私は悲嘆に暮れ 泣き叫んでいます。
それは 敵の叫びと悪者の迫害のためです。
彼らは私にわざわいを降りかからせ
怒って 私を攻めたてています。
私の心は 内にもだえ
死の恐怖が 私を襲っています。
恐れと震えが私に起こり
戦慄が私を包みました。
私は言いました。
「ああ 私に鳩のように翼があったなら。
飛び去って 休むことができたなら。
ああ どこか遠くへ逃れ去り
荒野の中に宿りたい。 セラ
嵐と疾風を避けて 私の逃れ場に急ぎたい。」主よ 彼らの舌を混乱させ 分裂させてください。
私はこの都の中に暴虐と争いを見ています。
昼も夜も 彼らは城壁の上を歩き回り
不法と害悪が都のただ中にあります。
破滅が都のただ中にあり
虐待と詐欺はその広場を離れません。まことに 私をそしっているのは敵ではない。
それなら私は忍ぶことができる。
私に向かって高ぶっているのは
私を憎む者ではない。
それなら私は身を隠すことができる。
それは おまえ。
私の同輩 私の友 私の親友のおまえなのだ。
私たちは ともに親しく交わり
にぎわいの中 神の家に一緒に歩いて行ったのに。
死が彼らをつかめばよい。
彼らは生きたまま よみに下るがよい。
悪が彼らの住まいに 彼らのただ中にあるからだ。私が神を呼ぶと
主は私を救ってくださる。
夕べに朝に また真昼に 私は嘆き うめく。
すると 主は私の声を聞いてくださる。
主は 私のたましいを敵の挑戦から
平和のうちに贖い出してくださる。
私と争う者が多いから。
神は聞き 彼らを苦しめられる。
昔から御座に着いておられる方は。 セラ
彼らは改めず 神を恐れない。
彼は 親しい者にまで手を伸ばし
自分の誓約を犯している。
その口は よどみなく語るが
心には戦いがある。
そのことばは 油よりも滑らかだが
それは抜き身の剣である。あなたの重荷を主にゆだねよ。
主があなたを支えてくださる。
主は決して
正しい者が揺るがされるようにはなさらない。
しかし神よ あなたは彼らを
滅びの穴に落とされます。
人の血を流す者どもと欺く者どもは
日数の半ばも生きられないでしょう。
しかし 私はあなたに拠り頼みます。