福島第一原子力発電の3号機の爆発が1号機の爆発と比較検討され、水素爆発ではなく即時臨界(核爆発)が起こっていたと考察されています。
3号機はプルサーマルが導入されていたことを考えると、納得がいきます。
プルサーマルは和製英語で、「プルトニウムplutonium」と「サーマルthermal」を合成して作られた用語。ウランとプルトニウムの混合酸化物(MOX:mixed oxide of uranium-plutonium)を燃料に加工して使うため、より取り扱いに慎重を要する。
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今回の東日本大震災及び津波、そして原発による被害は、二つの角度からアプローチすべきだと感じます。
一つは、技術的な観点から、原発の是非を問うという道です。ただしこれには非常に高度に専門的な知識が必要になります。
第二に、神学的に捉えるという道です。恐れずに言えば、思想的に捉えると言ってもいいでしょう。この出来事は、現代に生きる私たちにとって、どういう意味をもつのかを洞察することです。これは専門家でなくとも、すべての人が参加することができる作業です。
こうした作業にとって極めて大事なことは、曇りなき眼で、感情論に流されず、原発推進派と反対派の両方の意見を斟酌したうえで、自分なりの判断を下すことでしょう。
日本人は歴史的に極端な一辺倒志向に走る傾向が強い。それだけに、知性をもった人間が今は冷静に物事を見ていく必要があるように思われます。
コメントありがとうございます。
二つの角度からのアプローチ、問題を整理して考えていく上で必要なことですね。感謝です。
祈りつつ、聖書と一般書に耳を傾けつつ、第二のアプローチを目指していけたらと思います。
昨日、以下の本を買ってきて読んでいます。
武田邦彦著「偽善エネルギー」(幻冬舎新書)
広瀬隆著「二酸化炭素温暖化説の崩壊」(集英社新書)