聖書箇所:ルカ福音書11:1-13
私がおまえをあわれんでやったように、おまえも仲間をあわれんでやるべきではないか。マタイ18章33節
王様から6000億円を借りて、返すことができずにいた人がいました。その人は王様の前に土下座してあわれみを求めました。王様は、彼の借金のすべてを赦されました。その後、王様に赦された人は、100万円を貸していた仲間に会いましたが、すぐ返さないからといって怒り、牢屋に入れてしまいました。それを聞いた王様は怒り、赦されたのに仲間を赦さなかった人を牢屋に入れてしまいました。
大きな大きな罪を赦された人が、なぜ仲間の小さな罪を赦すことができなかったのか。その理由を考えてみましょう。
自己中心だから、自分は正しいとしか思えず、人の罪が大きく感じられ、赦すことができない。
ただあわれみによって赦されたということを理解してないから、赦すことができない。
大切なことは、神のあわれみの大きさを知り、ただあわれみによって赦されたことを心にしっかりと刻むことです。神様のあわれみの大きさを知るということは、神様に対する自分の罪の大きさを知るということです。