礼拝メッセージ「地の果てまでも」

礼拝メッセージ「地の果てまでも」

聖書箇所:使徒の働き13章42ー52節

『わたしはあなたを立てて、異邦人の光とした。あなたが地の果てまでも救いをもたらすためである。』使徒13章26節

聖書には、「神の選び」と「人間の応答責任」という2つの真理が教えられています。

48節には「永遠のいのちに定められていた人たちは、みな、信仰にはいった。」と語られ、神の選びを教えています。

46節では、「あなたがたはそれを拒んで、自分自身を永遠のいのちにふさわしくない者と決めたのです。」と語られ、人間の応答責任を教えています。

レスポンスするアビリティ、応答する能力がある時、責任が問われます。地の果てまでも救いをもたらすために、神は異邦人にも十字架のことばに応答する能力を与えてくださるのです。

礼拝メッセージ「送り出す教会」

礼拝メッセージ「送り出す教会」

聖書箇所:使徒の働き13章1ー12節

彼らが主を礼拝し、断食をしていると、聖霊が、「バルナバとサウロをわたしのために聖別して、わたしが召した任務につかせなさい。」と言われた。そこで彼らは、断食と祈りをして、ふたりの上に手を置いてから、送り出した。使徒13章2-3節

聖霊に導かれたアンテオケ教会はパウロとバルナバを宣教師として送り出しました。彼らはマルコと呼ばれるヨハネも助手として連れて行きました。

ハドソン・テーラーは、超教派の協力で宣教師を派遣し、一致して伝道に当たるべきことを主張して、中国に多くの教会を形成しました。感化を受けたフレデリック・フランソンは『アライアンス・ミッション(同盟宣教団)』を創設しました。そして超教派的な宣教協力によって、世界のキリスト教未開拓地域に教師と信徒を宣教師として派遣したのです。

フランソンスピリットを持った宣教師たちが日本に来て、未伝の地方において国外宣教をしました。その結果、各地に主の教会が生み出され、教会が形成されました。実に国外宣教こそ私たちの原点です。

この経緯を覚える時、私たちも国内外において世界宣教を推し進めるために、信徒の働き人の派遣や現地における他教団・他団体との宣教協力を積極的に考えることができるでしょう。

礼拝メッセージ「行列のできる教会」

礼拝メッセージ「行列のできる教会」

聖書箇所:使徒の働き9章23ー31節

こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤの全地にわたり築き上げられて平安を保ち、主を恐れかしこみ、聖霊に励まされて前進し続けたので、信者の数がふえて行った。使徒の働き9章31節

目からうろこが落ちて主イエスをキリストと信じ、バプテスマ(洗礼)を受けたサウロは、板挟みの苦しみを味わうことになりました。ユダヤ人たちからは四六時中いのちを狙われ、エルサレム教会からは恐れられ、受け入れてもらえませんでした。

そのような苦しみの中、主なる神はバルナバという人物を用いて、サウロが教会に仲間として受け入れられるように導かれます。バルナバはサウロを引き受け、使徒たちのところへ連れて行きます。そして、迫害者サウロがどのようにしてイエス・キリストに帰依するようになったのかを一生懸命説明しました。

エルサレム教会には、サウロによって家族が拉致されたり、殺害された痛みを持つ人々が、大勢いたことでしょう。しかしエルサレム教会は、主なる神がこのことをされたのだと厳粛に受け止めました。そして神を恐れるが故に、聖霊の慰めと励ましの故に、受け入れ難いサウロを、神の家族として受け入れたのでした。

行列のできる教会は、そのようにして築き上げられ、各地で信者の数がふえて行きました。

礼拝メッセージ「聖霊による伝道」

礼拝メッセージ「聖霊による伝道」

聖書箇所:使徒の働き8章26ー40節

御霊がピリポに「近寄って、あの馬車といっしょに行きなさい」と言われた。そこでピリポが走って行くと、預言者イザヤの書を読んでいるのが聞こえたので、「あなたは、読んでいることが、わかりますか」と言った。使徒の働き8章29-30節

『権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって。』(ゼカリヤ4章6節)と語られているように、教会の働きは、聖なる神の霊に導かれたキリスト者一人一人の働きです。

教会の働きが権力や能力によって進められようとするなら、そこから教会は誤った道にそれ、いのちの輝きと塩気を速やかに失います。

危機の時代の中で、教会が教会であるためには、静まって主の前にひれ伏し、祈りつつ心を開いて聖書のみことばに耳を傾け、聖なる神の霊に聞き従うことがどうしても必要です。

聖霊は、謙遜に道先案内をしてくださる最高の導き手であり、最高のコーチです。聖霊は、先導してくださいますが大切な働きを私たちに託してくださり、私たちを用いて神の働きを進めてくださるのです。

あなたもピリポのように、日常生活において聖霊のナビゲーションに素直に聞き従うならば、求めている方との出会いが与えられ、魂の救いという大切な働きのために、神に用いていただけます。

Thank you Jesus for giving us this land again!

隣接地買い戻し感謝礼拝カード

数えてみよ主の恵み

杉戸キリスト教会 隣接地購入の足跡

隣接地が更地になった状態で再び売りに出る。しかし建築条件付きとの看板書きが・・・。

みこころがなりますようにと祈りつつ、太平ホームさんに電話で値段などを聞いてみる。

すると、建築条件をなくして下さるとのこと。総額2564万4千2百円。111坪。

念のため、担保(抵当権)なし物件であることを法務局で確認(全部事項証明書)。

4月 4日 定例役員会にて、借金をしない隣接地購入について話し合う
4月19日 ミーティングで土地建物所有に関する長期計画が話し合われる
4月24日 最初の土地購入献金が献げられる
4月26日 週報にて、祈祷課題として金額等提示&指定献金呼びかけを始める
5月 2日 定例役員会
5月17日 ミーティングにて資金計画を練る
5月31日 この日までに1956万円の指定献金が献げられて臨時ミーティング
6月 6日 定例役員会にて臨時教会総会開催決定
6月14日 臨時教会総会
      不足分は教会預金から充てて購入することが全員一致で可決される

      教団理事会に教会不動産購入承認願いを提出し、土地関係者と顔合わせ

7月 7日 教団理事会にて審議され、承認される
7月14日 太平ホームビルにて売買仮契約 100万円を支払う
7月15日 埼玉県庁学事課へ行き、登録免許税免除証明願提出
7月23日 埼玉県学事課の担当者が隣接地を視察
7月28日 登録免許税免除証明願発行
      渡辺良一司法書士さんと登記のための打ち合わせ 
8月16日 第一礼拝後、皆で草取り
8月17日 埼玉りそな杉戸支店にて残金を振り込み、売買契約完了
      その際、不動産手数料を10万円値引きしていただく
      太平ホームさん、ファミリーハウジングさん感謝!

      司法書士さんによる所有権移転、登記手続き

8月29日 司法書士さんから不動産登記権利書を受け取る
8月30日 第一礼拝後、土地感謝礼拝と記念撮影

教会創立記念礼拝メッセージ「健康な教会の姿」

教会創立記念礼拝メッセージ「健康な教会の姿」

聖書箇所:使徒の働き6章1-7節

そのころ、弟子たちがふえるにつれて、ギリシヤ語を使うユダヤ人たちが、ヘブル語を使うユダヤ人たちに対して苦情を申し立てた。彼らのうちのやもめたちが、毎日の配給でなおざりにされていたからである。使徒の働き6章1節

からだが健康であるとは、どういう状態でしょうか。
様々な変化や問題があったとしても、それらに適切に対処できているなら、それは健康な状態です。

使徒の働き6章前半には、キリストのからだである教会の姿が記録されています。そこには、問題があったとしても、それらに適切に対処している健康なキリストの体・教会の姿が描かれています。

問題のないからだ、問題のない教会はありません。けれども問題の中にあって、聖霊なる神の励ましと慰め、そしてすべての背後にある主の力強い御手によって、蒔かれた種は芽を出し、成長し、そして豊かな実を結びます。

教会とは、教会堂のことではなく、主イエスによって呼び出され、集められたキリスト信者一人一人です。教会はキリストのからだであり、かしらはキリストです。私たち一人一人は、キリストのからだの各器官として有機的に一つとされ、それぞれの働きと使命に生かされるのです。

礼拝メッセージ「普通の人を用いる神」

礼拝メッセージ「普通の人を用いる神」

聖書箇所:使徒の働き4章1-22節

彼らはペテロとヨハネとの大胆さを見、またふたりが無学な、普通の人であるのを知って驚いたが、ふたりがイエスとともにいたのだ、ということがわかって来た。使徒の働き4章13節

神に豊かに用いられたペテロとヨハネ。ふたりは、無学な、普通の人でした。

ペテロは主イエスに呼ばれるまで漁師でした。彼は一番弟子であると自負していましたが、鶏が鳴くまでに3度、受難の主イエスを否みました。しかし先行する主イエスのとりなしの祈りによって、彼は涙の中から立ち直り、兄弟たちを力づける者に変えられていきました。

ヨハネも主イエスに呼ばれるまで漁師でした。彼は「ボアネルゲ」(「雷の子」の意)と呼ばれたほどに、短気で激しい性格の持ち主でした。しかし主イエスの愛によって、やがて彼は「愛の使徒」に変えられていきました。

ふたりはかつて、主イエスとともにいました。そしてふたりは、いつも主イエスとともにいました。無学な、普通の人が、神に豊かに用いられた秘訣がここにあります。

復活され、今も生きておられる主イエスは、現代を生きる私たちにも『見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。』と語っておられます。

杉戸さんぽ

杉戸さんぽ 09/07/02

古利根川は、杉戸キリスト教会から歩いて1分ほどの所にゆったりと流れている。橋本そば屋さんの横から、いつもの細い路地を通って、川沿いのT字路に出る。そしてゆっくりと川上に向かう。葉っぱをたくさんつけた柳の木の枝が、ゆっくり揺れている。梅雨のこの季節の古利根は、若干水かさが増し、流れも少し早い。水の色はコーヒー色に近い。

駅前通りの橋を渡ると、対岸はもう宮代町である。橋を渡った後、駅の方には向かわず、そのまま下流の方に歩く。川の流れを見ながら歩いていると、水際でかなり大きな波紋を見つけたので立ち止まる。おそらく大きな鯉だろうと考えて、魚影を探す。

ところがその大きな魚は、時折顔を上げて、水際から生え出ている草を口にくわえ、そして引っ張りながらむしゃむしゃと食べた。草魚だ!杉戸に来て3度目の夏になろうとしているが、古利根川で草魚に出会ったのはこれが初めてだ。70センチから80センチメートルほどの大きな丸太のような魚体は、とても貫禄があった。

礼拝メッセージ「金銀はないがあるものを」

礼拝メッセージ「金銀はないがあるものを」

聖書箇所:使徒の働き3章1-16節

すると、ペテロは、「金銀は私にはない。しかし、私にあるものを上げよう。ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい。」と言って、・・・使徒の働き3章6節

美しの門と呼ばれる門の前で、毎日のように施しを求める男がいました。この男は、生まれつき足を動かすことが出来ず、一度も自分の足で立ったり歩いたりしたことがありませんでした。

男はペテロとヨハネが宮に入ろうとするのを見て、いつものように施しを求めました。ペテロはヨハネとともに、その男を見つめて、「私たちを見なさい」と言いました。

男は、当然何かもらえると思って、ふたりに目を注ぎました。男が期待したのは金銀程度でした。しかし男は、期待を遙かに超えた素晴らしいギフトを、上からいただくことができ、自由にされたのです。

一度も力を入れることが出来なかった男の両足が、完全に強められ、自分の足でまっすぐに立ち、歩いたりスキップができるようになりました。

人々は、ペテロが自分の力とか信仰深さによって男を歩かせたかのように見つめました。しかしペテロはすべての栄光を主イエス・キリストにお返ししました。主イエス・キリストによって与えられる信仰。このキリスト信仰にこそ、真の自立支援があります。