左鎖骨遠位端骨折治療で、約1年間チタンプレートを入れていましたが、除去手術の後順調に回復し、リュックサックを担いでもだいぶ痛くなくなったので、リハビリ登山に出かけました。あいにく雨が強くなったので、赤薙山の麓で引き返してきました。いつ来てもこの天空尾根を歩くのは最高です。
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私とバイクその10なかなか思うように治らない辛さが続きます
私とバイクその9リハビリの感謝と課題
リハビリの感謝と課題
リハビリのおかげで回復し、左手と左腕でできることが少しずつ増えてきた。
以下のことに本当に感謝です!
シャツを自分で着ることができるようになった
キーボードを両手で打てるようになった
ネクタイを自分で締めれるようになった
車のハンドブレーキの上げ下げ、ギアチェンジが左手でできるようになった
ベルトを通すことができるようになった
顔を両手で洗えるようになった
シャンプーを両手でできるようになった
左手でコードを押さえて、ギターを弾けるようになった
けれども、リハビリの課題もあります。
少し歩きすぎたり、動きすぎると、痛む。
寝ている時など、時に神経に触れるのか、痛みや痺れが襲ってくる。
骨がくっつき始めるには3ヶ月ほどかかるので、まだまだ先は長い。
私とバイク その8
手術が終わって翌日の午後から、理学療法士によるリハビリが始まった。
筋肉は使わないとあっという間に固くなり、そして驚くほど弱くなってしまうという事実に愕然とする。まず左手の腕力と握力が弱くなっている。さらに1日以上ベッドに寝たままだったので脚力も。
1日目は車椅子でリハビリ室まで移動、2日目からは歩いてリハビリ室まで移動となる。メモ用紙に自主リハビリ用の項目を書いていただき、自分でもリハビリに励む。
手術して約1ヶ月は、左腕を90度から100度以上に上げてはいけないという制約があった。それ以上に上げると、鎖骨が回転し始めるので、骨折部にかなりのストレスがかかるというのだ。人体の驚くべきメカニズムに驚く。
そしてリハビリは痛みとの格闘であり、特に骨折治療は非常な忍耐を必要とするプロセスだということがわかってきた。
私とバイク その7
手術の翌日、木曜日の朝。やっと点滴、導尿カテーテル、血中酸素濃度センサーがなくなった。とても気分が悪く、朝食は少ししか食べれなかった。本当は一週間ぐらい入院すべきとのことだが、日曜の礼拝奉仕のために土曜日に退院予定。でもこんな状態で土曜日に退院できるのか少し不安になった。けれども、昼には気分も良くなり、昼食は残さず食べることができた。
肩に入ったメスの後は、糸ではなくホッチキスのようなもので止められている。金属のプレートと無数のネジによって折れた骨がくっつきやすいように固定された。レントゲンを見ると、まるで剣山のような状態。
家族、教会の兄弟姉妹、宣教区、地域牧師会、フェイスブックの友人たちの祈りに心から感謝。
私とバイク その5
シャツを脱ぐ時にかなり左肩に痛みがあったが、切り傷やすり傷はなかったのでシャワーを浴びた。転倒のショックもあったので、夕食を食べ、早めに床に就いた。
翌朝になっても左肩に痛みがあったので、念のために病院に行ってみた。最初の病院では外来診察受付が定員となっていて、近くの病院を紹介してもらった。
レントゲン写真を見て、医師が言った。「ああ、やっぱり折れてますね。肩の関節に近い部分で鎖骨が折れています。このままだとうまく治らないので、手術した方がいいです。まだ若いから手術してしっかり治した方がいい。」それは、やっと痛みの理由が明らかになった時だった。それで先ほどの病院に紹介状を書いてもらい、改めて外来診察をしていただいた。手術のための検査(レントゲン撮影、血液検査、尿検査、心電図検査)をし、手術の日程を決めて家に帰って来たときには、とても疲れていた。手術は次週の水曜日と決まった。
ただ三角巾で左腕を吊っているだけで、痛み止めもシップも何もない。約1週間はそのような状態だった。骨折した状態のままなので、動かし方によってはとても痛い。けれども、利き腕が使えたので本当に感謝だった。
続く