サボテンと毛虫

サボテンと毛虫
高俊明師(台湾基督長老教会元総幹事)

わたしは求めた
美しい花束を
しかし 神さまは とげだらけのサボテンをくださった

わたしは求めた
愛らしい蝴蝶を
しかし 神さまは ゾッとするような毛虫をくださった

わたしは
なげき 悲しみ 失望した

しかし 多くの日が過ぎ去ったあと
わたしは目を見張った

サボテンが多くの花を開いて 美しく咲き乱れ
毛虫が愛らしい蝴蝶となって 春風に舞い舞うのを

すばらしい神さまの御計画

病気になったら

病気になったら

病気になったら どんどん泣こう
痛くて眠れないといって泣き
手術がこわいといって涙ぐみ
死にたくないよといって めそめそしよう

恥も外聞もいらない
いつものやせ我慢や見えっぱりを捨て
かっこわるく涙をこぼそう
またとないチャンスをもらったのだ
自分の弱さと思いあがりを知るチャンスを

病気になったら おもいっきり甘えよう
あれが食べたいと言い
こうしてほしいと頼み
もうすこしそばにいてとお願いしよう
遠慮も気づかいもいらない

正直に わがままに自分をさらけだし
赤ん坊のようにみんなに甘えよう
またとないチャンスをもらったのだ
人の情けとまごころに触れるチャンスを

病気になったら 心ゆくまで感動しよう
食べられることがどれほどありがたいことか
歩けることがどんなにすばらしいことか
新しい朝を迎えるのがいかに尊いことか

忘れていた感謝の心を取りもどし
見過ごしていた当たり前のことに感動しよう
またとないチャンスをもらったのだ
この瞬間に自分が存在しているという神秘
いのちの不思議に感動するチャンスを

病気になったら すてきな友達をつくろう
同じ病を背負った仲間
日夜看病してくれる人
すぐに駆けつけてくれる友人たち
義理のことばも 儀礼の品もいらない

黙って手を握るだけですべてを分かち合える
あたたかい友達をつくろう
またとないチャンスをもらったのだ
神様がみんなを結んでくれるチャンスを

病気になったら 安心して祈ろう
天にむかって思いのすべてをぶちまけ
どうか助けてくださいと必死にすがり
深夜 ことばを失ってひざまずこう

このわたしを愛して生み慈しんで育て
いつかご自分のもとへ呼んでくださるお方に
すべてをゆだねて手を合わせよう
またとないチャンスをもらったのだ
まことの親である神に出会えるチャンスを

そしていつか 病気が治っても治らなくても
みんなみんな 流した涙の分だけ優しくなり
甘えとわがままをこえて自由になり

感動と感謝によって大きくなり
友達を増やして豊かになり
信じ続けて強くなり
祈りのうちに神の子になるだろう
病気になったら またとないチャンス到来
病のときは恵みのとき

晴佐久昌英 カトリック司祭

Blessed be Your name with Drums

Blessed be Your name
Words and Music by Matt and Beth Redman
試訳:野町真理

あなたの豊かな川が流れる 実り豊かな地において
あなたの御名は ほむべきかな

荒野をさまよい 砂漠であなたに見出される時
あなたの御名は ほむべきかな

あなたが注いでくださる すべての祝福を
私は賛美として あなたにお返しします

暗闇に包まれる時
それでも主よ 私は告白するでしょう

「主の御名は ほむべきかな
 あなたの御名は ほむべきかな

 主の御名は ほむべきかな
 あなたの輝かしい御名は ほむべきかな」と

陽のあたる場所で すべてみこころが行われている時
あなたの御名は ほむべきかな

傷ついた道で 献身する時に痛みを伴ったとしても
あなたの御名は ほむべきかな

あなたが注いでくださる すべての祝福を
私は賛美として あなたにお返ししよう

暗闇に包まれる時
それでも主よ 私は告白するでしょう

「主の御名は ほむべきかな
 あなたの御名は ほむべきかな

 主の御名は ほむべきかな
 あなたの輝かしい御名は ほむべきかな」と

あなたは 与え そして 取られる
あなたは 与え そして 取られる

それでも 私の心は 選ぶことでしょう
「主よ あなたの御名を ほめたたえます」と告白することを

YELL(エール)/ いきものがかり

のまちゃん牧師のギター弾き語りです。

とても励まされる歌です。「永遠など無いと気づいたときから」という箇所は、「この地上の人生において、永遠など無いと気づいたときから」ということだと受け止めつつ。

もともと音楽を聴くのは好きでしたが、イエス・キリストの愛に出会う前は、自分で楽器を弾こうとまでは思いませんでした。

けれども、イエス・キリストに出会ってから、アルバイトしたお金でギターを買い込み、練習し始めました。自分で楽器を奏でて表現したい喜びや感謝が与えられたからです。

The Rose のまちゃん牧師のギター弾き語り

埼玉県杉戸町、古利根川の流れのほとりから、THE ROSEを歌います。
以下歌詞の試訳。

Some say love it is a river that drowns the tender reed
愛は、柔らかな葦を沈め、溺れさせる川だという人がいる。

Some say love it is a razor that leaves your soul to bleed
愛は、魂を切り裂き、出血させる剃刀だという人がいる。

Some say love it is a hunger and endless aching need
愛は飢えであり、飽くなきうずきだという人がいる。

I say love it is a flower and you its only seed
私は言おう。愛は花だ。そしてあなたは、愛の花を咲かせる種だと。

It’s the heart afraid of breaking that never learns to dance.
決してダンスを学べないもの。それは傷つくことを恐れる心。

It’s the dream afraid of waking that never takes the chance.
決してチャンスを掴むことができないもの。それは目覚めることを恐れる夢。

It’s the one who won’t be taken, who cannot seem to give,
取られることをいやがる者は、与える幸いを知ることはない。

and the soul afraid of dyin’ that never learns to live.
死ぬことを恐れる魂は、決して生きることを学べない。

When the night has been too lonely and the road has been too long
さみしすぎる孤独な夜が訪れ、夜明けまでの道のりがあまりにも長い時。

And you think that love is only for the lucky and the strong
愛は、ラッキー(幸運)な人や強い人だけのものだとあなたが思う時。

Just remember in the winter far beneath the bitter snows
思い出して欲しい。凍てつく冬、雪のはるか下でじっと耐えている種を。

Lies the seed that with the sun’s love
雪の下で耐えているその種は、あったかい太陽の愛をいっぱい受けて、

In the spring becomes the rose
やがて春には、美しい薔薇になるということを。

苦しみの中におられる方々のための告白…A CREED FOR THOSE WHO HAVE SUFFERED

苦しみの中におられる方々のための告白…A CREED FOR THOSE WHO HAVE SUFFERED

I asked God for strength, that I might achieve   
I was made weak, that I might learn humbly to obey…

I asked for health, that I might do greater things   
I was given infirmity, that I might do better things…

I asked for riches, that I might be happy   
I was given poverty, that I might be wise…

I asked for power, that I might have the praise of men   
I was given weakness, that I might feel the need of God…

I asked for all things, that I might enjoy life   
I was given life, that I might enjoy all things…

I got nothing that I asked for — but everything I had hoped for
Almost despite myself, my unspoken prayers were answered.  
I am among all men, most richly blessed!
(Author unknown)

This creed is hung on a wall at a waiting room of Institute of Rehabilitation Medicine, 400 East 34th Street NYC

この詩は、青銅の盾に刻まれて、ニューヨーク市イーストリバー沿いの東400丁目、34番街にある物理療法リバビリテーション研究所の受付の壁にかけられている。作者不明。以下、野町試訳。

私は神様に強さを求めました。成し遂げるために。
でも私は、弱い者とされました。従うための謙遜を学ぶためにと。

私は健康を求めました。より偉大なことをするために。
でも私は、病弱を戴いたのです。より良きことができるようにと。

私は富を求めました。幸せになるために。
でも私は、貧しさを授かりました。賢い者であるようにと。

私は力を求めました。世の人々の称賛を得るために。
でも私は、弱さを授かりました。絶えず神に寄りすがる必要を覚えるためにと。

私はあらゆるものを求めました。人生を楽しむために。
でも私は、命を授かったのです。すべてのことを喜び楽しめるようにと。

私が求めたものは何一つとして与えられませんでした。
けれども、私の願いは、すべて神に聞き届けられたのです。

私は神の意に添わぬ者であるにも拘わらず、
心の中の言い表せない祈りは、すべて叶えられたのです。

私はすべての人の中で、最も豊かに祝福されたのです。