福島から放出される放射性粒子の相対的な飛散図

7月22日(金)午後 更新

ドイツ気象庁放射能拡散予測83

ドイツ気象庁放射能拡散予測82

過去のデータ(オリジナルデータにてアニメーションが見れます)

3月11日以降、祈りつつ情報を発信しています。

私は信じています。今何が起こっているのかという真実がふさわしい時に明らかにされ、速やかな対応ができるならば、最小限の被害や犠牲者に留めることができると。

紹介させていただいているイラストレーションは、ドイツ気象庁による日本付近の気象予報に基づく放射能汚染予測です。
協定世界時(UTC)を9時間進めたUTC+9が日本標準時間になります。

Relative Verteilung in Fukushima emmittierter radioaktiver Partikel:福島から放出される放射性粒子の相対的な飛散図

Konzentration noch relativ hoch:濃度はまだ比較的高い

Konzentration deutlich verdunnt:濃度は大幅に希釈

Konzentration stark bis sehr stark verdunnt:濃度は非常に希釈

(重要なお知らせ:放出源の濃度が明らかでないため、この予想図には空気中にある放射性粒子の実際の密度が反映されているとは限りません。発電所からの仮想上の放射が天候条件によってどのように拡散し薄くなっていくかのみが表現されます。)

あくまでも気候条件のみによる予想ですが、原発震災の場合、半径何キロということよりも風向きと風の強さが非常に影響することが理解できます。大気中に放出された放射性粒子は、タバコの煙のように風に吹かれて飛散します。

雨が降ったり、雪が降れば、その付近の上空に飛散している放射性物質がかき集められて地上に降り注ぎます。

風下でなおかつ雨や雪が降る地域におられる方、参考にしてください。

できるだけ海側に向かって強い風が吹き続けることを祈り続けると共に、一刻も早い解決、つまり発電所から放射能が放出されることが留められることを祈りましょう。

この図に関するドイツ語コメントの日本語訳、日本政府及び気象庁の公式情報、タイムリーな情報提供をしてくださっているドイツ気象庁のWEB(英語訳が付きました!)は以下を参照してください。
http://www.witheyesclosed.net/post/4169481471/dwd0329

首相官邸災害対策のページ:http://www.kantei.go.jp/saigai/index.html

日本気象庁の公式情報

Information notice by the Deutscher Wetterdienst (DWD)

放射能よりも恐ろしいものは何ですか?

福島第一原発から漏れた放射能の広がり

福島第一原発から漏れた放射能の広がり

福島第一原発から漏れた放射能の広がり拡大図

この図について:群馬大学の早川由紀夫さん作成の原図に基づき、在米ジャーナリスト荻原佐知子さんが作成した地図です。
原図は福島県発表のデータによって作成されました。

広瀬隆:福島原発巨大事故 今何が必要か

私が原発に反対する理由その1:原発はリスク(危険)が高すぎる=安全ではない

理由その1:原発はリスク(危険)が高すぎる(=安全ではない。安全とはリスクが小さいこと。)

原発は事故が起こらない通常運転においても厄介な放射性廃棄物を生み出します。プルトニウム239の半減期は約2万4千年です。14万年後でも1/64にしかしかなりません。そのような高レベル廃棄物は、100万年ぐらい監視を続けなければならないほど危険な毒性物質です。未来の子どもや孫たちに危険な管理を押しつけることになります。捨てる場所に困る危険なゴミを無責任に出すのは止めましょう。

さらに、多くの原発が活断層や定期的に起こる海溝型巨大地震想定震源域の上に建てられており、地震や津波の脅威に対する想定が甘く、想定外が多すぎます。この度のような大震災によって事故になると、風や海流に乗って、空気、土地、海、水、食べ物などが放射能で汚染されます。

実は私が以前から祈りに覚えていたのは、福島原発よりも浜岡原発の方でした。

放射能の海洋拡散予測と観測値

放射能の海洋拡散予測と観測値

さかなクンさん、青く美しい太平洋に住んでいる数えきれないさかなたちの危機です!!!

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110405-OYT1T00586.htm

放射能よりも恐ろしいものは何ですか?

問い:放射能よりも恐ろしいものは何ですか?
答え:それは聖書が語る罪です。

問い:聖書が語る罪とは何ですか?
答え:聖書が語る罪とは、「主の祈り」をひっくり返した以下のような祈りが指し示す生き方です。

主の祈りではまず、「御名(神のお名前)をあがめられますように。」と祈るように教えられていますが、これをひっくり返すと、「自分の名前があがめられますように。」となります。これは「神を神とせず自分を神とすること」を願う罪です。

主の祈りでは第二に、「御国(神の国)が来ますように。」と祈るように教えられていますが、これをひっくり返すと、「自分の国が来ますように。」となります。これは「神を中心とせず自分を中心とすること」を願う罪です。

主の祈りでは第三に、「みこころ(神のご計画)がなりますように。」と祈るように教えられていますが、これをひっくり返すと、「私の願いがかかなえられますように」となります。これは「神を信頼せず自分を信頼し、神でさえも自分のために利用すること」を願う罪です。

主の祈りでは第四に、「私たちの日ごとの糧を今日もお与えください。」と祈るように教えられていますが、これをひっくり返すと、「私は自分の力と知恵で今日も糧を得よう。」となります。これは「神のおかげで生かされていることを否定し、すべては自分のおかげであること」を願う罪です。

主の祈りでは第五に、「私たちの罪をお赦しください。私たちも私たちに罪を犯すものを赦します。」と祈るように教えられていますが、これをひっくり返すと、「誰でも私に罪を犯すものは赦さず報復しよう。」となります。これは「自己中心な基準を持ち、自分に甘く人には厳しく」を願う罪です。

主の祈りでは第六に、「私たちを試みにあわせないで、悪からお救いください。」と祈るように教えられていますが、これをひっくり返すと、「私は自分の力で試みや悪に打ち勝つことができる。」となります。これは「自分が自分の救い主(キリスト)であること」を願う罪です。

主の祈りでは最後に、「国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。」と祈りますが、これをひっくり返すと、「国と力と栄えは、永遠に私のものだ。」となります。これは「すべての栄光と所有権を自らに帰すこと、神のものを私のものとすること、つまり自分が神になること」を願う罪です。

問い:なぜ聖書が語る罪は放射能よりも怖いのですか?
答え:聖書が語る罪は、肉体だけでなく魂を永遠に滅ぼすことができるからです。放射能は肉体を滅ぼすことができても、魂を滅ぼすことはできません。そして私たちの内にある罪は、自分で制御することができず、罪の鎖を自ら断ち切って逃げることも不可能だからです。

問い:罪から逃れ、救われることは不可能なのですか?
答え:イエス・キリストは、私たちの罪悪で放射能以上に汚染されたこの地に、天から降りて来られました。それは、放射能よりも恐ろしい罪から、私たちを救い出すためでした。

問い:イエス・キリストとはどのようなお方なのですか?
答え:イエス・キリストは人となられた生ける神ご自身です。世界で最初のクリスマスに、万物を創造された無限の神が、私たちと同じ有限の肉体を持った人間に、しかも泣くことしかできない無力な赤ちゃんになられたのです。イエス・キリストは、「悲しみを知る方」であり、「痛みを知る方」であり、そして「病を知っていた方」です。

問い:なぜイエス・キリストは、「悲しみ」や「痛み」や「病」を知っておられるのですか。
答え:それはイエス・キリストが、被災地に実際に赴いた結果、もはや支援者ではなく、被災者になられたからです。

杉戸信仰問答 2011年4月5日更新 Ver.1.1