ロドニー・スターク著「キリスト教とローマ帝国 小さなメシア運動が帝国に広がった理由」
The Rise of Christianity
社会学的分析から浮かび上がってきたその急速な伝播(でんぱ)の理由とは?
10年につき40%(1年につき3.42%)の割合でずっと増加し続けた。
初期教徒の社会層の幅広さ(下層から上層)、
ディアスポラ(離散)ユダヤ人の多さ、
人的ネットワーク、
疫病に対する看護(クリスチャン・ナース)、
女性の役割、
都市共同体の結束のゆるみ、
キリスト教の中心教義の積極的評価=人を惹きつけ、自由にし、効果的な社会関係を生み出し、支えるもの
災害や環境の劣悪さの中でのクリスチャンの献身的行動・寄り添う支援
7章:都市の混乱と危機ーアンティオキアの場合
ホームレスと貧困者だらけの町に、キリスト教は希望とともに慈善活動を提供した。新参者とよそ者だらけの町に、キリスト教はただちに愛着関係を結べる礎を提供した。孤児と寡婦であふれた町に、キリスト教は新しい、より大きな家族観をもたらした。民族間の抗争で引き裂かれた町に、キリスト教は社会的連帯の新しい基盤をもたらした。そして疫病、火事、地震に悩む町に、キリスト教はよく働く看護の奉仕を提供した。p204
愛という御霊の実を結ぶために ガラテヤ5:22−23
しかし、御霊の実(単数形)は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。
求めなさい。そうすれば与えられます。
ぶどうの木である主イエス・キリストに枝としてとどまり続けなさい。そうすれば必ず御霊の実を結べます。