7月22日(金)午後 更新
過去のデータ(オリジナルデータにてアニメーションが見れます)
3月11日以降、祈りつつ情報を発信しています。
私は信じています。今何が起こっているのかという真実がふさわしい時に明らかにされ、速やかな対応ができるならば、最小限の被害や犠牲者に留めることができると。
紹介させていただいているイラストレーションは、ドイツ気象庁による日本付近の気象予報に基づく放射能汚染予測です。
協定世界時(UTC)を9時間進めたUTC+9が日本標準時間になります。
Relative Verteilung in Fukushima emmittierter radioaktiver Partikel:福島から放出される放射性粒子の相対的な飛散図
Konzentration noch relativ hoch:濃度はまだ比較的高い
Konzentration deutlich verdunnt:濃度は大幅に希釈
Konzentration stark bis sehr stark verdunnt:濃度は非常に希釈
(重要なお知らせ:放出源の濃度が明らかでないため、この予想図には空気中にある放射性粒子の実際の密度が反映されているとは限りません。発電所からの仮想上の放射が天候条件によってどのように拡散し薄くなっていくかのみが表現されます。)
あくまでも気候条件のみによる予想ですが、原発震災の場合、半径何キロということよりも風向きと風の強さが非常に影響することが理解できます。大気中に放出された放射性粒子は、タバコの煙のように風に吹かれて飛散します。
雨が降ったり、雪が降れば、その付近の上空に飛散している放射性物質がかき集められて地上に降り注ぎます。
風下でなおかつ雨や雪が降る地域におられる方、参考にしてください。
できるだけ海側に向かって強い風が吹き続けることを祈り続けると共に、一刻も早い解決、つまり発電所から放射能が放出されることが留められることを祈りましょう。
この図に関するドイツ語コメントの日本語訳、日本政府及び気象庁の公式情報、タイムリーな情報提供をしてくださっているドイツ気象庁のWEB(英語訳が付きました!)は以下を参照してください。
http://www.witheyesclosed.net/post/4169481471/dwd0329
首相官邸災害対策のページ:http://www.kantei.go.jp/saigai/index.html