礼拝メッセージ「目からうろこ」

礼拝メッセージ「目からうろこ」

聖書箇所:使徒の働き9章1ー22節

するとただちに、サウロの目からうろこのような物が落ちて、目が見えるようになった。彼は立ち上がって、バプテスマを受け、・・・使徒の働き9章18節

サウロという人物は、キリスト教会(主の弟子たち)に対する大迫害者でした。この道の者であれば男女かまわず、見つけ次第縛り上げてエルサレムに強制連行しなければならない。そのような思いに燃え、彼はダマスコに向かっていました。

ところがサウロは、ダマスコ途上で待ち伏せしておられた復活の主イエスと、劇的な出会いをしました。出会いが人生を決めます。

「サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。」と主イエスは問われ、サウロは、「主よ。あなたはどなたですか。」と問い返しました。すると主イエスは、「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。」と言われました。キリスト者を迫害することは主であるイエス様を迫害することなのです。

その後サウロのところに、アナニヤという弟子が遣わされました。そしてサウロの目から、うろこのような物が落ち、目が見えるようになりました。サウロは自らの過ちを認め、罪を悔い改めてバプテスマを受けました。彼は自らが迫害していた主の弟子になり、主の器として用いられていきます。

礼拝メッセージ「聖霊による伝道」

礼拝メッセージ「聖霊による伝道」

聖書箇所:使徒の働き8章26ー40節

御霊がピリポに「近寄って、あの馬車といっしょに行きなさい」と言われた。そこでピリポが走って行くと、預言者イザヤの書を読んでいるのが聞こえたので、「あなたは、読んでいることが、わかりますか」と言った。使徒の働き8章29-30節

『権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって。』(ゼカリヤ4章6節)と語られているように、教会の働きは、聖なる神の霊に導かれたキリスト者一人一人の働きです。

教会の働きが権力や能力によって進められようとするなら、そこから教会は誤った道にそれ、いのちの輝きと塩気を速やかに失います。

危機の時代の中で、教会が教会であるためには、静まって主の前にひれ伏し、祈りつつ心を開いて聖書のみことばに耳を傾け、聖なる神の霊に聞き従うことがどうしても必要です。

聖霊は、謙遜に道先案内をしてくださる最高の導き手であり、最高のコーチです。聖霊は、先導してくださいますが大切な働きを私たちに託してくださり、私たちを用いて神の働きを進めてくださるのです。

あなたもピリポのように、日常生活において聖霊のナビゲーションに素直に聞き従うならば、求めている方との出会いが与えられ、魂の救いという大切な働きのために、神に用いていただけます。

礼拝メッセージ「神の賜物・聖霊」

礼拝メッセージ「神の賜物・聖霊」

聖書箇所:使徒の働き8:14ー25

ペテロは彼に向かって言った。「あなたの金は、あなたとともに滅びるがよい。あなたは金で神の賜物を手に入れようと思っているからです。使徒の働き8章20節

魔術師であったけれども信じてバプテスマを受けたサマリヤのシモンは、使徒たちが手を置くと、御霊(聖なる神の霊なので聖霊とも呼ばれる)が人々に与えられるのを見て驚きました。

そしてシモンは、それが欲しいという思いに囚われ、使徒たちのところに金を持って来て、聖霊を授けることのできる権威を手に入れようとしました。上記のみことばは、その時に使徒ペテロがシモンに向かって語ったことばです。

聖霊は決して、人間が意のままに操ることのできるようなお方でも、買収できるようなお方でもありません。なぜなら聖霊は、三位一体の神御自身であられ、人間が自分勝手に利用できるようなエネルギーやパワーではないからです。

聖霊は、神の子どもであることの証印、霊のいのちの内住、御国を受け継ぐことの保証などをもたらす神の賜物です。聖霊は、値段がつけられないほど高価な賜物ですが、誰であっても求めるなら受けることができます。誰でも救いの福音を信じ、イエスをキリストとして心に受け入れるならば、聖霊が私たちの身体に内住してくださいます。

召天者記念礼拝メッセージ「嵐の中の教会」

Sugito Memorial Worship

召天者記念礼拝メッセージ「嵐の中の教会」

聖書箇所:使徒の働き8:1ー13

その日、エルサレムの教会に対する激しい迫害が起こり、使徒たち以外の者はみな、ユダヤとサマリヤの諸地方に散らされた。敬虔な人たちはステパノを葬り、彼のために非常に悲しんだ。使徒の働き8章1-2節

時に私たちが、人生において嵐の中に置かれるように、キリストの教会も、嵐の中に置かれることがあります。

ステパノに対して激しい憎悪を抱いた人々は、ステパノを殺した後も怒りが収まらず、教会に対して怒りの矛先を向け、激しい迫害を始めました。その時、サウロという青年が、教会迫害の中心的人物として精力的に活動していたことを聖書は記録しています。

そのような中、使徒たち以外の者はみな、ユダヤとサマリヤの諸地方に散らされ、彼らによって福音宣教の働きが拡大し前進していきました。残された敬虔な人たちは、悲しみつつステパノを葬りました。

万事を益に変えてくださる神がおられ、今も生きておられます。すべてのことは神の御手の中にあります。この方は嵐を追い風に、危機を好機に、マイナスをプラスに、悪を善に、死をいのちに、悲しみを喜びに変えてくださる素晴らしい方です。

礼拝メッセージ「いと高き方にならいて」

礼拝メッセージ「いと高き方にならいて」

聖書箇所:使徒の働き7:46ー60

そして、ひざまずいて、大声でこう叫んだ。「主よ。この罪を彼らに負わせないでください。」こう言って、眠りについた。使徒の働き7章60節

捨て身で神のことばを語ったステパノは、キリスト教会の歴史において、最初の殉教者となりました。

上記のみことばは、ステパノが地上の人生を終える最期に叫んだ、勝利のことばです。

ステパノが一生懸命祈っている彼らは、その時、怒りと憎しみと殺意に歪んだ恐ろしい形相で、次々にステパノに大きな石を投げつけていました。

しかしステパノは、そのような彼らの罪を、彼らに負わせないでくださいと、祈ることができたのです。

人はいと高き方・主イエス・キリストにならう日常生活の中で、少しずつキリストのように変えられる。そして人は、遂に憎しみよりも強い愛に生きることができる。愛と勝利の高嶺に登ることができる。

ステパノは身をもってそのことを実証し、一粒の麦として、しばらくの間、眠りについたのでした。そしてそこには、サウロという青年がいました。

礼拝メッセージ「荒野の40年」

礼拝メッセージ「荒野の40年」

聖書箇所:使徒の働き7:38ー45

『イスラエルの家よ。あなたがたは荒野にいた四十年の間に、ほふられた獣と供え物とを、わたしにささげたことがあったか。あなたがたは、モロクの幕屋とロンパの神の星をかついでいた。それらは、あなたがたが拝むために作った偶像ではないか。それゆえ、わたしは、あなたがたをバビロンのかなたへ移す。』使徒の働き7章42-43節

多くの紙面を割いてイスラエルの歴史が記されている聖書の語りかけに、なぜ全世界の人々が耳を傾ける必要があるのでしょうか?それはイスラエルが、全世界のすべての人々を代表しているからです。

聖書を読み、イスラエルの歴史を聴くということは、私たちが本当の自分を映し出す鏡の前に立たせられ、見たくない本当の姿を見させられるということに他ならないのです。

イスラエルは、ただ神のあわれみによって選ばれ、愛され、育まれました。しかしイスラエルの歴史は、罪と恥と裏切りに満ちています。これ以上ないほど神に愛されたイスラエルは、ことごとく神に逆らい、恵み深い神に反逆し続けた、うなじのこわい民です。

イスラエルは、荒野の40年においても、まことの神だけを信頼する道から外れ、ほかの神々をかついで歩み続けました。そのため、あのエルサレムが焼き払われ、イスラエルの人たちは、異国バビロンへ強制連行されることになりました。

Thank you Jesus for giving us this land again!

隣接地買い戻し感謝礼拝カード

数えてみよ主の恵み

杉戸キリスト教会 隣接地購入の足跡

隣接地が更地になった状態で再び売りに出る。しかし建築条件付きとの看板書きが・・・。

みこころがなりますようにと祈りつつ、太平ホームさんに電話で値段などを聞いてみる。

すると、建築条件をなくして下さるとのこと。総額2564万4千2百円。111坪。

念のため、担保(抵当権)なし物件であることを法務局で確認(全部事項証明書)。

4月 4日 定例役員会にて、借金をしない隣接地購入について話し合う
4月19日 ミーティングで土地建物所有に関する長期計画が話し合われる
4月24日 最初の土地購入献金が献げられる
4月26日 週報にて、祈祷課題として金額等提示&指定献金呼びかけを始める
5月 2日 定例役員会
5月17日 ミーティングにて資金計画を練る
5月31日 この日までに1956万円の指定献金が献げられて臨時ミーティング
6月 6日 定例役員会にて臨時教会総会開催決定
6月14日 臨時教会総会
      不足分は教会預金から充てて購入することが全員一致で可決される

      教団理事会に教会不動産購入承認願いを提出し、土地関係者と顔合わせ

7月 7日 教団理事会にて審議され、承認される
7月14日 太平ホームビルにて売買仮契約 100万円を支払う
7月15日 埼玉県庁学事課へ行き、登録免許税免除証明願提出
7月23日 埼玉県学事課の担当者が隣接地を視察
7月28日 登録免許税免除証明願発行
      渡辺良一司法書士さんと登記のための打ち合わせ 
8月16日 第一礼拝後、皆で草取り
8月17日 埼玉りそな杉戸支店にて残金を振り込み、売買契約完了
      その際、不動産手数料を10万円値引きしていただく
      太平ホームさん、ファミリーハウジングさん感謝!

      司法書士さんによる所有権移転、登記手続き

8月29日 司法書士さんから不動産登記権利書を受け取る
8月30日 第一礼拝後、土地感謝礼拝と記念撮影

礼拝メッセージ「預言者モーセ」

礼拝メッセージ「預言者モーセ」

聖書箇所:使徒の働き7:17ー37

このモーセが、イスラエルの人々に、『神はあなたがたのために、私のようなひとりの預言者を、あなたがたの兄弟たちの中からお立てになる。』と言ったのです。使徒の働き7章37節

創世記が語っている父祖たちに続けて、モーセによる出エジプトの出来事を、ステパノは語ります。来週までに出エジプト記をお読みになってください。

『彼の子孫は外国に移り住み、四百年間、奴隷にされ、虐待される。』、『彼らを奴隷にする国民は、わたしがさばく。その後、彼らはのがれ出て、この所で、わたしを礼拝する。』そのようにアブラハムに語られた神の言葉は、時が来ると出来事になりました。

その時、『だれがあなたを支配者や裁判官にしたのか。』と言って人々が拒んだモーセを、神は柴の中で彼に現われた御使いの手によって、支配者また解放者としてお遣わしになりました。

このモーセが、神の民を導き出し、エジプトの地で、紅海で、また四十年間荒野で、不思議なわざとしるしを行いました。そしてこのモーセが、イスラエルの人々に、『神はあなたがたのために、私のようなひとりの預言者を、あなたがたの兄弟たちの中からお立てになる。』と言ったのです。

ステパノが引用した神の言葉。それは預言者モーセによる、主イエスに関する預言でした。

礼拝メッセージ「父祖たちの神」

礼拝メッセージ「父祖たちの神」

聖書箇所:使徒の働き6:8-7:16

そこでステパノは言った。「兄弟たち、父たちよ。聞いてください。私たちの父祖アブラハムが、カランに住む以前まだメソポタミヤにいたとき、栄光の神が彼に現われて、・・・使徒の働き7章2節

歴史はいつでも、静まって神の御声を聴くことができ、いのちをかけて神に従うことを選び取ることのできた一人一人によって、切り開かれて来ました。

これからの歴史、ネクスト・ステージもそうです。静まって神の御声を聴くことができ、いのちをかけて神に従うことを選び取ることのできる一人。そのような一人によって、フロンティアは切り開かれていきます。

今日から4回に分けて、最初の殉教者ステパノの、いのちをかけた説教に耳を傾けます。今日の部分では、旧約聖書の創世記に記されている父祖たちと、父祖たちの神について、語られています。

ぜひ来週までに創世記を全部お読みになってください。そこには、父祖たちと呼ばれる人たちの人生が記録されています。

アブラハム、イサク、ヤコブ、そしてヨセフを中心とした12人の族長たち。父祖たちの神は、彼ら一人一人をお用いになって、歴史を切り開かれました。