45回目の誕生日に

45回目の誕生日に、カズオ・イシグロ氏の『日の名残り The Remains of the Day』(ブッカー賞受賞作)を読みながら、次のような気づきが与えられた。執事を主人公とする小説を、最初あまり読みたいとは思わなかった理由。それは、やはり自分が「執事」ではなく「主人」になりたいと願っていたからではないか。
日の名残り
読み進めていくうちに、次のような文章に出会った。

「お考えください。私はダーリントン卿にお仕えしたことで、この世界という車輪の中心に、夢想もしなかったほど近づくことができたのです。私は三十五年の歳月をダーリントン卿に捧げました。そしてその三十五年間、私こそ真の「名家に雇われて」いた執事だと申し上げてよかろうと存じます。これまでの執事人生を振り返るたびに、あの歳月にダーリントン卿のもとで成し遂げた諸々のことが、私に最も大きな満足感を与えてくれます。卿にお仕えできたことを私は誇りに思い、卿に対しては、私をお使いくださったことへの感謝しかありません。」カズオ・イシグロ著『日の名残り』p182より

この世界という車輪の中心で、最高の主人に仕えることが許された執事、それがキリスト者ではないだろうか。
私は、二十歳の時に主イエスにお出会いし、あれから二十五年間、主イエス・キリストとともに生きてきた。
上記の表現を拝借して、私は今の気持ちを次のように告白したい。
「お考えください。私は主イエスにお仕えしたことで、この世界という車輪の中心に、夢想もしなかったほど近づくことができているのです。私は二十五年の歳月を主イエスに捧げました。そしてその二十五年間、私こそ真の「名家に雇われて」いた執事だと申し上げてよかろうと存じます。これまでのキリスト者人生を振り返るたびに、あの歳月に主イエスのもとで成し遂げた諸々のことが、私に最も大きな満足感を与えてくれます。主にお仕えできたことを私は誇りに思い、主イエス様に対しては、私をお使いくださったことへの感謝しかありません。」
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人生の目的宣言文(2015-05-26)

人生の目的宣言文(2015-05-26)
天を見上げて聖霊に満たされ、星の数ほどの家族を目指す。
みことばに主導され、何をしても栄える人生を生きる。
流れのほとりに植えられた樹として、ぶどうの樹の枝として、聖書の約束がすべて真実であることを証明し、日本とアジアと世界に仕える。
礼拝:神に喜ばれる礼拝者として栄える        
交わり:共に生き、共に神の家族・教会形成として栄える
弟子訓練:主イエス・キリストのように変えられて栄える 
奉仕:日本とアジアと世界に仕えるしもべとして栄える
伝道:世界標準のキリスト者として世界宣教に栄える

墓掘り人の手記 by オズ・ギネスより

#墓掘り人の手記(by オズ・ギネス)より
##作戦4 教会をプライベート動物園化する
###所見:これはキリスト教会の福音宣教に対する最も効果的な迎撃方法だと思われる。
###作戦内容:教会(一人一人のキリスト者)を完全にパブリックから切り離し、孤立したプライベート空間に留まらせ、全世界の祝福の基としての使命を放棄させる。
###プライベートとバブリックの断絶化・断片化
教会と世界、キリスト者と社会、個人生活と公同生活の間にグランドキャニオンのような深い谷間を!
家族の縮小化 最小単位の核家族へ
家族の個人主義 社会貢献よりも個人の人生の充実を追い求める
家族の非生産化 熱望よりもただなんとなく過ごし、生産よりも消費志向
今最もモダンな人々は、リアルな自分でいれる孤島としてのプライベート空間を体験している?リアルな世界に生活していないリアルな自分?
ホームインフォメーションセンター 電子コテージ

The 5W1H of World Mission

The 5W1H of World Mission

What is the World Mission?

To build the Church beyond nation, culture, nationality and language. It is the best work of the Church.

Who is called to World Mission?

Everyone who is called to belong the Church.

When is the time for World Mission?

The time is Now!

Where is the place of World Mission?

It is the place where you are living now.

Why World Mission is the best work of the Church?

Because World Mission is the work to give and to share what we were given.

How World Mission will accomplish?

By the Holy Spirit and the Passion of God.

The Word became flesh and made his dwelling among us

クリストファー・ノーラン監督の映画「インターステラー」を観て

クリストファー・ノーラン監督の映画「インターステラー」を観て
まだ見に行ってない方のためにあまりネタバレになることは書けませんが、ぜひ年内に観に行くべき映画の一つだと思います。
実はこの映画でクリストファー・ノーラン監督を知ったのですが、その後、インセプション、ダークナイトシリーズも見ました。
私と同じ44歳の映画監督ですが、どの映画も非常に見応えがあります。

時間と空間を超える次元としての愛の提示
イマジネーション・想像力の豊かさ
非常にスピリチャルな映像
パイオニア フロンティア アドベンチャー
宇宙の壮大さと惑星間の孤独
危機的状況における人間の行動、家族愛
グラビティ 重力
相対性理論と浦島効果
マンネリ化したものを斬新に提示する卓越したスキル

「アブラハムの神」

「アブラハムの神」
野町真理(のまちしんり) 杉戸キリスト教会牧師、関東宣教区長

★1「アブラハムの神」

しかし、主はアブラムの妻サライのことで、パロと、その家をひどい災害で痛めつけた。創世記12:17

聖書は聖人君子やエリートばかりが登場する偉人伝だと、多くの人が誤解しています。それが聖書を読みたがらない理由の一つでしょう。しかしそうではありません。信仰の父と呼ばれるアブラハム(元の名はアブラム)でさえ、聖人君子やエリートではなく、私たちと同じ普通の人でした。アブラムは旅の途上で深刻なききんに遭った時、主なる神ではなくエジプトに身を避けました。その時アブラムは、美人の妻のために自分が殺されるかもしれないという恐れに囚われ、妻を妹だと偽りました。アブラムは、自分が助かるためには、妻を犠牲にしてもかまわないと考えて行動したのです。その結果、アブラムの妻サライは、エジプト王パロの妻として召し入れられます。あなたが女性なら、アブラムの夫になりたいと思いますか?もし上記のみことばのような、主なる神による助け船がなければ、アブラハム夫妻を通して全世界のすべての国民を祝福するという神の壮大な計画は頓挫していたのです。天を見上げて、アブラハムの神、アーメンなる神の、力強い真実を覚え、神に賛美をささげましょう。

★★2「祭壇を築く歩み」

そこは彼が最初に築いた祭壇の場所である。その所でアブラムは、主の御名によって祈った。創世記13:4

私たちの対応によって、「危機」は「危険」にも「機会」にもなり得ます。「試み」は、「つまずきの石」にも「踏み台」にもなり得るのです。アブラムは「危機」の時、主なる神に身を避けることをせず、エジプトに身を避けました。それは、「祭壇を築いて神に祈る日常」から離れていたアブラムが犯した、致命的誤りでした。その結果アブラムは恐れに囚われ、旅の仲間である家族親族を「危険」へと導いてしまったのでした。もしもアブラムが「危機」の時、主なる神に身を避けていたなら、つまり、ネゲブの地でも祭壇を築き、主なる神を信頼し、天を見上げ、主の指示を仰いでいたら、どうだったでしょうか。旅の仲間と一緒に神の栄光を見る「機会」が与えられたことでしょう。「祭壇を築いて神に祈る日常」こそ、キリスト者の生命線であり、「危機」を「機会」とするための最大の備えです。静まって聖書のみことばに耳を傾けること、天を見上げて祈り叫ぶこと、人生の主導権を神に明け渡すこと、自分自身を神にゆだねて祭壇に献げることが私たちの日常となるように、主イエスの御名によって祈り求めましょう。

★★★3「新しい勇気と風格」

彼はアブラムを祝福して言った。「祝福を受けよ。アブラム。天と地を造られた方、いと高き神より。あなたの手に、あなたの敵を渡されたいと高き神に、誉れあれ。」アブラムはすべての物の十分の一を彼に与えた。創世記14:19-20

教会は、地上を旅する神の民である以上、蚊帳の外で生きることはできません。悪が現実に存在する地上を旅する限り、艱難や戦争に巻き込まれます。ソドムに住んでいた自分の親類、おいのロトたちが略奪されたという知らせを聞いた時、新しい勇気を授かったアブラムは、しもべたちを召集して悪に立ち向かいます。そしてアブラムは見事戦いに勝利し、ロトたちを救出したのでした。その時、シャレムの王であり、いと高き神の祭司、メルキゼデクがアブラムに現れ、上記のような言葉をもってアブラムを祝福しました。アブラムは、神の恵みに応答して、感謝とともにすべての物の十分の一をメルキゼデクに献げました。ソドムの王は高慢な態度をもってアブラムを迎えましたが、アブラムは風格高き態度をもってソドムの王に応じました。新しい勇気と風格を与えてくださるアブラハムの神に、賛美と感謝を心から献げましょう。

★★★★4「星空散歩」

そして、彼を外に連れ出して仰せられた。「さあ、天を見上げなさい。星を数えることができるなら、それを数えなさい。」さらに仰せられた。「あなたの子孫はこのようになる。」彼は主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。創世記15:5-6

私たちを養育するために、主なる神がお用いになる事の一つ。それは、「時間をかけて約束を出来事に至らせる」ということです。待つという長い時の中、恐れるアブラムを主なる神がご覧になった時、主は幻のうちにアブラムに臨み、力強いみことばをもってアブラムを励まされました。その時アブラムは、率直に不安や不信の思いを主に打ち明けました。星空の下をアブラムと共に散歩しながら、主は「見上げること」をアブラムに促します。見上げた先からアブラムの目に飛び込んできたもの。それは星屑でした。天の川をはじめとする数え切れない星たちが、天には静かに瞬いていたのでした。その壮大なビジョンの中、上記のような約束のことばが語られ、アブラムは主を信じ、主はそれを彼の義と認められたのでした。信仰義認。信仰によって義と認められるという教えは、16世紀に宗教改革者たちが再発見した真理が、ここに明記されています。

★★★★★5「ご覧になる神」

そこで、彼女は自分に語りかけられた主の名を「あなたはエル・ロイ。」と呼んだ。それは、「ご覧になる方のうしろを私が見て、なおもここにいるとは。」と彼女が言ったからである。創世記16:13

アブラム夫婦は、神の約束を信じて旅を続けます。しかし困難な状況の中、再び神を信じきれない弱さが表に出てきます。しかし愛の眼差しをもって、すべてをご覧になる神が、いつでも共におられます。信仰生活における問題は、神の約束を信じきれない弱さです。約束が与えられているがなかなか答えられない。祈っても困難な状況が生じてくる。いくら神でもこの状況で約束が現実のものになるとはとても信じられない。信仰の父アブラムにも、何度もそういう時がありました。かつてアブラムは、不信仰から自分の命だけを守ろうとして大失敗を犯しました。この度は、不信仰から人間的な小細工によって神の約束を成就させようと試みたのです。危機的な状況の中、神の約束を信じきれないアブラムの弱さが、再び家族を一触即発の危険へと導きます。アブラムを多くの国民の父として選んだ主なる神は、そのような時に、力強い御手をもって介入し、問題を解決してくださる方です。主は祝福を与え、問題を解決してくださいます。アブラム夫婦が不信仰でも、主はいつも真実と忍耐をもって、一人一人の家族を細やかに導かれるのです。

★★★★★★6「全能の神」

わたしは全能の神である。あなたはわたしの前を歩み、全き者であれ。わたしは、わたしの契約を、わたしとあなたとの間に立てる。わたしは、あなたをおびただしくふやそう。創世記17:1-2

主なる神は、具体的な約束をもってアブラムの信仰を育まれます。創世記17章で、主なる神は全能の神(エル・シャダイ)として現れ、アブラムとその子孫との間に割礼による契約を結んでくださいます。全能の神は、アブラムにアブラハム(多くの国民の父)という名前を、妻のサライにサラ(王女)という新しい名前を与えられました。アブラハムは、イシュマエルをはじめ家族内のすべての男と共に割礼を受けて契約を成立させます。けれども、全能の神の御前にひれ伏しながら笑顔を見せるアブラハムの心中には、なお不信仰な冷笑とつぶやきがあったことを聖書は明記しています。『アブラハムはひれ伏し、そして笑ったが、心の中で言った。「百歳の者に子どもが生まれようか。サラにしても、九十歳の女が子を産むことができようか。」』これが旧約聖書が語っている等身大の信仰の父、アブラハムです。しかし私たちが見上げている同じ全能の神は、そのような私たちを信仰の成人へと育て上げることの出来る全能の神です。

今この国に必要なもの

平均すると40秒毎に1人が、自ら命を絶っているこの国。
羊飼いのない羊のように、弱り果て、倒れている人々で満ち溢れているこの国。
影のように過ごす、むなしい、束の間の人生において、一瞬の刹那に生きるこの国。
平気で嘘をつく人々、偽りとごまかし、虚偽に満ちたこの国。
この国に、今必要なものは何でしょうか。
それは、罪と死と誘惑に打ち勝つ、主イエス・キリストの福音、十字架と復活です。
神の子どもとされる特権、罪の赦し、からだのよみがえり、永遠の命です。
恵みに生かされている世の光、地の塩としてのキリスト者、
先行する恵みによって、愛の輝きと塩けを取り戻した教会の存在、
そこから逃げ出さず、置かれた場所で花を咲かせるキリスト者の存在です。
主よ!収穫は多いですが、働き手が少ないです!
だから主よ!収穫の主よ!収穫のために働き手を送ってください!
ここに私がおります。私をより良い働き手として整え、私を遣わしてください!

NHK大河ドラマ「龍馬伝」メモ


世界標準の日本人・世界に通用する日本人としての坂本龍馬
母上が教えてくれたがじゃ。憎しみからはなんちゃあ生まれん。
憎しみが憎しみを生む。それが戦がもたらす悲劇ぜよ。
土佐を上士も下士もない国にするがやき。
もう日本人同士でケンカしゆう場合じゃないがぜよ。
私心があっては志とはいわん。
戦をせずに異国の侵略から日本を守る方法。ケンカをせんと日本を守る方法。
この国を洗濯することぜよ。
大嵐の中で船長の取るべき行動は何か?船員のいのちを守ること。
武士が力づくでではなく、志のある者が議論を尽くして治めていく。
どんな時にも望みがある。
武士も大名もなくなってしもうた世の中に何が残る?
異国と堂々と渡り合う日本人が残るがです。
いのちを狙われるぐらいのことをせんと、日本は変わらんがぜよ。
うみ。海。この海の向こうに世界が広がっちゅう。

神のみこころ、神が願っておられることは何だろうか

神のみこころ、神が願っておられることは何だろうか。それを知るためには、書き記された神のみことばである聖書に、静まって耳を傾けなければならない。あなたがもし他の教会に転入会すべきかどうかと迷っておられるなら、ぜひコリント人への手紙の第一と第二に静かに耳を傾けてほしい。
これが神の教会なのだろうかと思うような問題だらけのコリント教会に対して、主イエスはパウロを通して、「コリントにある神の教会へ」と呼びかけられた。今あなたが置かれている○○教会に対しても、主イエスは「○○にある神の教会へ」と呼びかけておられる。
そして主イエスは、「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。もし互いの間に愛があるなら、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、すべての人が認めるのです」(ヨハネ福音書13章34−35節)と命じておられる。