聖書箇所:創世記1章1-8節
神は仰せられた。「大空が水の真っただ中にあれ。水と水との間に区別があれ。」神は大空を造り、大空の下の水と、大空の上の水とを区別された。そのようになった。神は大空を天と名づけられた。夕があり、朝があった。第二日。創世記1章6-8節
創世記に啓示されている天地創造の出来事は、地球を覆っていた海面付近から天を見上げた光景です。
聖書そのものが初めに設定しているように、大気圏の中に視点を置く時にだけ、何千年も昔に書き記された創世記の記事が、世界各地に残っているあらゆる天地創造の神話に勝って、まことに科学的な、理にかなったメッセージとなります。
第一日に、神は厚いカーテンのように光を遮っていた不透明な大気を切り裂いて、海面に太陽の光が届くようになさり、地球上は夜明けを迎えました。それまでは逆巻く大水をやみが覆っている夜でした。
第二日に、神は海を太陽の光で暖めることを通して、水を蒸発させ、見えない水蒸気となった水を大空の上へと運び上げられました。その結果、大空の下にある水と大空の上にある水とに区別がなされていったのです。
神はそのようにして大水の水かさを下げ、なおかつ造山運動を起こされることによって、第三日には陸地を造っていかれます。
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