礼拝メッセージ「謙遜の限りを尽くし」

礼拝メッセージ「謙遜の限りを尽くし」

聖書箇所:使徒の働き20章13-21節

私は謙遜の限りを尽くし、涙をもって、またユダヤ人の陰謀によりわが身にふりかかる数々の試練の中で、主に仕えました。使徒20章19節

パウロは、急いでエルサレムに向かう途中、ミレトにエペソ教会の長老たちを呼び集め、告別説教を語りました。その素晴らしいメッセージを3回に分けて味わいたいと思います。それぞれの題は「謙遜の限りを尽くし」、「走るべき行程」、そして「教会とは何か」とします。

パウロが渾身の力を込めて語る告別説教は、説教者パウロの日常生活を語る内容でした。パウロは人々と一緒に日々生活したので、「皆さんは私がいつもどんなふうにあなたがたと過ごして来たか、よくご存じです。」と語ることができました。

パウロは、主イエスのしもべとして、謙遜の限りを尽くし、涙をもって、数々の試練の中で、主に仕えました。益になることは少しもためらわずに知らせ、公の場でも私的な場でも教えました。

ユダヤ人にもギリシヤ人にも、神に対する悔い改めと、私たちの主イエスに対する信仰とをはっきりと主張しました。

パウロのモデルは、謙遜な神であられる主イエスです。主イエスこそ、謙遜の限りを尽くし、涙をもって、数々の試練の中で、父なる神に仕え、そして私たちに仕えてくださった救い主(キリスト)です。