聖書箇所:使徒の働き20章28-38節
あなたがたは自分自身と群れの全体とに気を配りなさい。聖霊は、神がご自身の血をもって買い取られた神の教会を牧させるために、あなたがたを群れの監督にお立てになったのです。使徒20章28節
「教会」とは何でしょうか?あなたは「教会」と聞いて何をイメージされるでしょうか?教会(チャーチ)とは、教会堂(チャペル)ではありません。単なる仲間(フェローシップ)でもありません。
教会形成という大切な働きを、しっかりと引き継いでもらうために、パウロは以下のような聖書に基づく教会観を持って、告別説教を語りました。
①教会とは、呼び集められた自分自身と群れの全体である。集まるための建物ではなく、信仰告白による共同体である。
②教会は、神ご自身の尊い血をもって買い取られた。故に、教会の所有者であり雇い主は、神である。
③教会は、様々な嵐の中に置かれる。
④教会は、みことばによって育成され、苦しみを通って栄光の御国を受け継ぐ。
⑤教会は、地上における神の国の前衛であり、労苦して弱い者を助け、与える幸いに生きる。