礼拝メッセージ「安息日の食卓」

礼拝メッセージ「安息日の食卓」

聖書箇所:ルカ福音書14:1-11

なぜなら、だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるからです。ルカ14:11

メッセージのあらすじ

ある安息日に、イエス様は食事に招かれました。しかしその食卓は息の詰まるような雰囲気でした。安息日の食卓なのになぜそうだったのか。理由が2つありました。

1、裁きの眼差しを持った人々がいた

イエス様の真正面に、水腫をわずらっている人がいました。そしてみながじっとイエス様をみつめていたのです。イエス様は、「安息日に病気を直すことは正しいことですか。」と言われ、その人を抱いて直してやり、お帰しになりました。「自分の息子や牛が井戸に落ちたのに、安息日だからといって、すぐに引き上げてやらない者があなたがたのうちにいるでしょうか。」と問うイエス様に、彼らは答えることができませんでした。

2、人々に上座を選ぶ高慢があった

招かれた人々は上座を選んでいました。イエス様は彼らを、たとえをもって教えられました。「婚礼の披露宴に招かれたときには、上座にすわってはいけません。(中略)招かれるようなことがあって、行ったなら、末席に着きなさい。そうしたら、あなたを招いた人が来て、『どうぞもっと上席にお進みください。』と言うでしょう。そのときは、満座の中で面目を施すことになります。なぜなら、だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるからです。」