教師候補者研修会 国外宣教資料

2013年4月29日 教師候補者研修会 国外宣教資料
日本同盟基督教団・国外宣教の恵み
日本同盟基督教団・国外宣教委員 野町真理(杉戸キリスト教会牧師) 
1、私と日本同盟基督教団の歩み・・・私たちが受けたもの
 ・私の歩み
   1990年フィリピン人留学生から福音を聞き救われる。
   1991年春から日本同盟基督教団・豊橋ホサナキリスト教会で森川昌芳牧師にお世話になる。
   2000年春東海聖書神学塾・教職志願者コース卒業。豊橋ホサナキリスト教会伝道師となる。
   2001年春、日本同盟基督教団補教師となり、2004年春に正教師按手を受ける。
   2004年春から3年間、豊橋ホサナキリスト教会牧師として奉仕する。
              協力宣教師と共に日系ブラジル人伝道にも携わる。
   2006年春、国外宣教委員会に加えていただく。
   2007年春、杉戸キリスト教会に転任し今に至る。
 ・日本同盟基督教団の歩み
   1891年11月23日に横浜大桟橋に上陸した15名の宣教師たち
 ★国外宣教は、国内宣教の原点であり、私たちの救いの原点である。・・・私たちが受けたもの
 
2、日本同盟基督教団・国外宣教の恵み・・・与えたもの、さらに受けたもの
  1964年:伝道局に国外宣教部を設置。初代部長:森川昌芳師
  1966年:教会数56、正会員2704、陪餐会員2115
  1975年:最初の国外宣教師として護得久香師 台湾派遣(教会数94)~2002年
  1976年:清野勝男子・裕子師 インドネシア派遣(教会数97)~1990年
  1977年:鈴木教子師 カナダ先住民伝道派遣(教会数100)~1992年
  1978年:寺田由弘・シマ子師 台湾派遣(教会数102)~1995年シマ子師召天
        →寺田師はジンジャー師と再婚して2012年まで奉仕された
  1980年:渡邉賢治・美和子師 タイ派遣(教会数103)~1990年
  1984年:村松勝三・三千代師 カナダ派遣(教会数121)~2001年
  1985年:山口譲・孝子師 タイ派遣(教会数126)~2000年
  1988年:中村孝・矢枝子師 ウィクリフ委託派遣
        パプアニューギニアに聖書翻訳宣教師として~奉仕中(教会数138)
  1990年:大迫勉・泰子師 インドネシア派遣~1993年
        鈴木敏三師 ブラジル日系人伝道派遣(教会数156)~2007年
  1991年:鈴木敏子師 台湾派遣、在日外国人宣教 森師派遣(教会数164)
        ~2003年
  1992年:福原さゆり師 パプアニューギニア派遣(特殊/教育)~1993年
  1993年:松永敦子師 タイ派遣
  1994年:藤田敦・真木子師 インドネシア派遣(在外教師)~1997年
        田口倫子師 タイ派遣~奉仕中
  1995年:吉持厳信・弘子師 ネパール派遣(医療宣教師として)~2003年
  1996年:松下展久・紀美子師 タイ派遣~2012年
  1997年:間島直之・昌枝師 インドネシア派遣(在外教師)~2003年
  2000年:佐久間桂師 タイ派遣(宣教師補)~2002年
  2003年:鈴木教子師 カナダ先住民伝道再派遣~2007年(教会数196)
  2004年:斎藤五十三・千恵子師 台湾派遣~奉仕中
  2007年:矢田紫野師 モンゴル派遣~奉仕中(教会数217)
        山口譲・孝子師 タイBJCC委託派遣〜2012年
  2009年:海老名浩・久美師 台湾派遣〜奉仕中(教会数228)
  2012年:浜田献・陽子師夫妻 ブラジル派遣〜奉仕中
2012年5月9日現在:教会数251、正会員12,012、現住陪餐会員9,800
              正教師302、補教師129(計431)
 「もし日本同盟基督教団が時期尚早と言われる時に国外宣教を始め、
  今日まで継続して来なかったとしたら、これほどの祝福を受けることはなかった。」
  ・・・と私は想像する。  
 ★受けるよりも与えるほうが幸いである。(使徒の働き20:35)
3、国外宣教ビジョン「教会形成・アジア21、そして世界へ・・・」
  教会形成 日本同盟基督教団の国外宣教は、宣教地における教会形成を目指します
   1)地域に根ざした現地教会を形成します
   2)現地の働き人を育てます
   3)現地の必要に応じた多様な宣教師を送ります
  アジア21 21世紀にアジア全域へ宣教師を送ります
   1)国外宣教70周年にあたる2034年を一つの目標に、
     アジア全域への宣教師派遣を目指します
   2)ただし多様な文化と社会体制が混在する地域への派遣なので、
     文化・社会のつながりを考慮しつつ、段階を踏んで派遣していきます
  そして世界へ・・・アジアの教会と協力して、全世界へ宣教師を派遣し、再臨を待ち望みます
   1)現地教会が、国内・国外の宣教に従事するよう支援します
   2)各宣教地の教会と協力して、全世界へ宣教師を派遣することを目指します
   3)現地からの求めに応じて、アジア以外の国々へも宣教師を派遣します
   4)全世界に散在する同胞(ディアスポラ)への宣教を行ないます
     宣教協力JAWS21(JAPAN ASIA WORLD SERVANT 21)  
     日本とアジアと世界に仕える日本同盟基督教団
     主が起こされる聖霊の大波に乗って、与えられた神のビジョンを成し遂げる。
4、祈りの課題
  1、国内の地域教会において、魂の救いと成長が与えられるように(国内宣教の祝福)
  2、ビジョン実現のため、新しい宣教師と支援者が起こされるように
  3、宣教区による新支援体制が立ち上がるように

ペンテコステ礼拝メッセージ「聖霊とは何か」ローマ17

ペンテコステ礼拝メッセージ「聖霊とは何か」ローマ17(クリックで聴けます)
聖書箇所:ローマ人への手紙8章1ー17節

1 こういうわけで、今は、キリスト・イエスにある者が
 罪に定められることは決してありません。
2 なぜなら、キリスト・イエスにある、いのちの御霊の原理が、
 罪と死の原理から、あなたを解放したからです。
3 肉によって無力になったため、律法にはできなくなっていることを、
 神はしてくださいました。神はご自分の御子を、罪のために、
 罪深い肉と同じような形でお遣わしになり、
 肉において罪を処罰されたのです。
4 それは、肉に従って歩まず、御霊に従って歩む私たちの中に、
 律法の要求が全うされるためなのです。
5 肉に従う者は肉的なことをもっぱら考えますが、
 御霊に従う者は御霊に属することをひたすら考えます。
6 肉の思いは死であり、御霊による思いは、いのちと平安です。
7 というのは、肉の思いは神に対して反抗するものだからです。
 それは神の律法に服従しません。いや、服従できないのです。
8 肉にある者は神を喜ばせることができません。
9 けれども、もし神の御霊があなたがたのうちに住んでおられるなら、
 あなたがたは肉の中にではなく、御霊の中にいるのです。
 キリストの御霊を持たない人は、キリストのものではありません。
10 もしキリストがあなたがたのうちにおられるなら、
 からだは罪のゆえに死んでいても、霊が、義のゆえに生きています。
ローマ人への手紙8章1-10節

聖霊とは何か

聖霊とは何か
杉戸キリスト教会地図

支援宣教区制による国外宣教の新支援体制を考える

支援宣教区制による国外宣教の新支援体制を考える
日本同盟基督教団 国外宣教委員 野町真理
私たち日本同盟基督教団の素晴らしさは、日本とアジアと世界に仕える教団として形成されていることである。それは私たち日本同盟基督教団が、聖書信仰、宣教協力、そして合議制を三本柱としていることに基づいている。
聖書信仰
私たち日本同盟基督教団の素晴らしさは、まず聖書信仰にある。 新旧約聖書66巻の聖書は、一貫して全世界を視野に入れ、全世界を畑としている。
旧約聖書において、創世記12章に記されたアブラハムへの祝福は、全世界のすべての国民の祝福の基とされるという約束であった。星の数ほどの、だれにも数えきれない全世界のすべての国民の救いの先駆けとして、イスラエルは先に選ばれたのである。
新約聖書において、真の人となられた生ける真の神主イエス・キリストは、十字架と復活によって救いを完成された後、聖霊を一人一人に与えてくださった。そして主は聖霊によって、エルサレムからユダヤ・サマリアへ、そして地の果てにまで世界宣教する教会を形成される。出て行って仕え、みことばを教えて、あらゆる国の人々をキリストの弟子とする。それが地域教会、宣教区、そして教団に託された使命であると聖書は教えている。
日本同盟基督教団が、聖書を唯一絶対の規範とする聖書信仰に立つならば、遣わされている地域(宣教区)がエルサレムであり、そこからユダヤ・サマリア(国内・アジア)へ、そして地の果て(世界)を目指す必要がある。
初代エルサレム教会がそうであったように、私たちは内向き思考になりやすい。けれども、宣教の主である主イエスは、時に迫害を起こしてでも人々を外へと散らし、言葉や文化の壁を超えて世界宣教に生きる教会として私たちを用いてくださる。
宣教協力
第二に私たち日本同盟基督教団の素晴らしさは、宣教協力にある。私たち日本同盟基督教団は、国内外において宣教の使命を果たすために、十字架のもとに力を合わせて宣教協力する教団である。特に国外宣教の働きは、教団レベル、そして宣教区レベルの宣教協力がなければ、成し遂げることはできない。
国外宣教は、後回しにされ、最後の働きになることが多いかもしれない。しかし国外宣教こそ宣教協力における最高の働きである。なぜなら国外宣教こそ、私たちの救いの原点なのだから。誰かが海を渡ってこの国に赴き、外国語を覚え、外国語に聖書を翻訳し、外国語でみことばを教えてくださったからこそ、今の私たちがあり、日本国内の教会があり、そして日本同盟基督教団がある。
合議制
第三に私たち日本同盟基督教団の素晴らしさは、合議制にある。合議制とは、理事会、地域教会、担任教師の三者が合議を行うことによって教職人事を進め、教団を形成するシステムである。合議制は、地域教会や担任教職の破れ口に立ってとりなし、教団を形成していく大切な役割を担っている。
地域教会と教師という二者合議制による教団を考えるならば、日本同盟基督教団が柱の一つとしている三者合議制の素晴らしさが見えてくる。もし二者合議制において、何らかの理由で地域教会と教師との間の信頼関係が失われた場合、教師はその教会を辞任するだけでなく、教団からも退団することになりかねない。
即戦力が求められる今日において、地域教会は即戦力となる教職を求めやすいが、一人の教職が成熟していくには時間がかかる。そのような破れ口においても、三者合議制であれば、理事会の配慮による適材適所の人事によって、地域教会も若手教職も守り育て、健全な教会と教団を形成していくことが可能となる。その際、宣教区における役務者会の役割も大切となる。
宣教が困難な地域における教会形成においては、それぞれの地域教会が各個教会として孤立した働きを余儀なくされる場合がある。この場合にも、試練の中で残る実を結んでいくためには、教師養成プロセスを確立するとともに、三者合議制による教団形成をしていくことが必要だと考えられる。
続く

2007年日本同盟基督教団世界宣教戦略会議資料

2007年日本同盟基督教団世界宣教戦略会議資料

何としてもの国外宣教 吉持章師

何としてもの国外宣教 吉持章師