JAWS

JAWS
JAWS:Japan, Asia, and World Servant.
JAWS。それは日本とアジアと世界に仕える僕。
戦争ではなく、平和を造り出す僕。
報復ではなく、赦しを祈り求める僕。
高慢ではなく、謙遜であることを祈り求める僕。
怠惰ではなく、勤勉であることを祈り求める僕。
虚偽ではなく、真実であることを祈り求める僕。
この時代に、置かれた場所で、主イエスと隣人に仕え、花を咲かせる僕。
決してあきらめないで、祈りの手を上げ続ける僕。

寺田祐一牧師を天に送って

寺田祐一牧師を天に送って
霞ヶ関キリスト教会の池田勇人牧師に続いて、吉川福音教会の寺田祐一牧師。日本同盟基督教団の関東宣教区において、現役の牧師が天に召されるのはこれで2人目。関東フィールドにおいて親しくさせていただいていた同労者がまた天に行かれたことで、心の空白、喪失感を覚えざるを得ない。
寺田祐一牧師は一級建築士として活躍されていたが、信仰熱心な韓国系アメリカ人と国際結婚なさることによって、キリスト教の牧師へと召された。長い間踏ん切りがつかず、神学校に入学することをためらっていた寺田師。「牧師になるために神学校に行かないならアメリカに帰る」と言う言葉を残し、夫人を乗せた翼はアメリカに向かった。
引き止めることができず、空港から一人ドライブしていた帰り道、彼女がいるはずのない助手席に主イエスがおられることに気づかされ、寺田師は涙ながらにすべてを主イエスに明け渡す祈りをされた。その時寺田師は、設計事務所を辞めて神学校に入学する決心をしたのだ。「今度こそ神学校に入学するからアメリカから帰って来て欲しい。」口先だけでなく心からの決心であることが夫人に伝わり、夫人は日本に帰って来られた。そして神学校在学中から全力で吉川福音教会を開拓なさり、これまで教会を形成されてきた。
日本人と韓国人の違いから突然勃発する大げんか。寺田牧師の家庭には、まさに今日深刻化している日韓問題が存在した。しかしそのような家庭生活を通して、日本人でありつつ夫人を愛するが故に半分韓国人になった寺田牧師だからこそ言える言葉が紡ぎ出された。
「日本人は韓国に謝罪しなければならない。韓国人は日本を赦さなければならない。」
「日本と韓国が和解し協力していくことが日本宣教の希望であり、突破口である。」
日本同盟基督教団においても、今日韓国人の牧師が多く与えられている。日本人と韓国人による宣教協力。そのようなことを日本の牧師が考えてもいなかった何十年も前に、寺田師は一冊の本を執筆して上記のような言葉を発信している。ますます韓国からの宣教師や牧師に頼らざるを得ない日本のキリスト教会の現状において、寺田牧師の言葉は、預言者的響きを持って、日韓両国に真摯に受け止められることを待っている。

http://www.flickr.com/photos/nomachishinri/sets/72157635562676211/

HAMANAKO BIBLE CAMP眺望

HAMANAKO BIBLE CAMP眺望

a bird's-eye view of Incheon and Bucheon

a bird's-eye view of Incheon

日韓 MISSION TRIP 2013スライドショー

富川東光教会MAC礼拝メッセージ「Let's be World Wide Witnesses!」

富川東光教会MAC礼拝メッセージ「Let’s be World Wide Witnesses!ワールドワイドなクリスチャンになろう!」(クリックで聴けます)
聖書箇所:使徒の働き1章8節
説教:野町真理牧師(杉戸キリスト教会)
通訳:朴ルデヤ姉(久留米聖書教会)

しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、
あなたがたは力を受けます。
そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、
および地の果てにまで、わたしの証人となります。」
使徒の働き1章8節
But you will receive power when the Holy Spirit comes on you;
and you will be my witnesses in Jerusalem,
and in all Judea and Samaria,
and to the ends of the earth.”

Acts1:8(TNIV)

教師候補者研修会 国外宣教資料

2013年4月29日 教師候補者研修会 国外宣教資料
日本同盟基督教団・国外宣教の恵み
日本同盟基督教団・国外宣教委員 野町真理(杉戸キリスト教会牧師) 
1、私と日本同盟基督教団の歩み・・・私たちが受けたもの
 ・私の歩み
   1990年フィリピン人留学生から福音を聞き救われる。
   1991年春から日本同盟基督教団・豊橋ホサナキリスト教会で森川昌芳牧師にお世話になる。
   2000年春東海聖書神学塾・教職志願者コース卒業。豊橋ホサナキリスト教会伝道師となる。
   2001年春、日本同盟基督教団補教師となり、2004年春に正教師按手を受ける。
   2004年春から3年間、豊橋ホサナキリスト教会牧師として奉仕する。
              協力宣教師と共に日系ブラジル人伝道にも携わる。
   2006年春、国外宣教委員会に加えていただく。
   2007年春、杉戸キリスト教会に転任し今に至る。
 ・日本同盟基督教団の歩み
   1891年11月23日に横浜大桟橋に上陸した15名の宣教師たち
 ★国外宣教は、国内宣教の原点であり、私たちの救いの原点である。・・・私たちが受けたもの
 
2、日本同盟基督教団・国外宣教の恵み・・・与えたもの、さらに受けたもの
  1964年:伝道局に国外宣教部を設置。初代部長:森川昌芳師
  1966年:教会数56、正会員2704、陪餐会員2115
  1975年:最初の国外宣教師として護得久香師 台湾派遣(教会数94)~2002年
  1976年:清野勝男子・裕子師 インドネシア派遣(教会数97)~1990年
  1977年:鈴木教子師 カナダ先住民伝道派遣(教会数100)~1992年
  1978年:寺田由弘・シマ子師 台湾派遣(教会数102)~1995年シマ子師召天
        →寺田師はジンジャー師と再婚して2012年まで奉仕された
  1980年:渡邉賢治・美和子師 タイ派遣(教会数103)~1990年
  1984年:村松勝三・三千代師 カナダ派遣(教会数121)~2001年
  1985年:山口譲・孝子師 タイ派遣(教会数126)~2000年
  1988年:中村孝・矢枝子師 ウィクリフ委託派遣
        パプアニューギニアに聖書翻訳宣教師として~奉仕中(教会数138)
  1990年:大迫勉・泰子師 インドネシア派遣~1993年
        鈴木敏三師 ブラジル日系人伝道派遣(教会数156)~2007年
  1991年:鈴木敏子師 台湾派遣、在日外国人宣教 森師派遣(教会数164)
        ~2003年
  1992年:福原さゆり師 パプアニューギニア派遣(特殊/教育)~1993年
  1993年:松永敦子師 タイ派遣
  1994年:藤田敦・真木子師 インドネシア派遣(在外教師)~1997年
        田口倫子師 タイ派遣~奉仕中
  1995年:吉持厳信・弘子師 ネパール派遣(医療宣教師として)~2003年
  1996年:松下展久・紀美子師 タイ派遣~2012年
  1997年:間島直之・昌枝師 インドネシア派遣(在外教師)~2003年
  2000年:佐久間桂師 タイ派遣(宣教師補)~2002年
  2003年:鈴木教子師 カナダ先住民伝道再派遣~2007年(教会数196)
  2004年:斎藤五十三・千恵子師 台湾派遣~奉仕中
  2007年:矢田紫野師 モンゴル派遣~奉仕中(教会数217)
        山口譲・孝子師 タイBJCC委託派遣〜2012年
  2009年:海老名浩・久美師 台湾派遣〜奉仕中(教会数228)
  2012年:浜田献・陽子師夫妻 ブラジル派遣〜奉仕中
2012年5月9日現在:教会数251、正会員12,012、現住陪餐会員9,800
              正教師302、補教師129(計431)
 「もし日本同盟基督教団が時期尚早と言われる時に国外宣教を始め、
  今日まで継続して来なかったとしたら、これほどの祝福を受けることはなかった。」
  ・・・と私は想像する。  
 ★受けるよりも与えるほうが幸いである。(使徒の働き20:35)
3、国外宣教ビジョン「教会形成・アジア21、そして世界へ・・・」
  教会形成 日本同盟基督教団の国外宣教は、宣教地における教会形成を目指します
   1)地域に根ざした現地教会を形成します
   2)現地の働き人を育てます
   3)現地の必要に応じた多様な宣教師を送ります
  アジア21 21世紀にアジア全域へ宣教師を送ります
   1)国外宣教70周年にあたる2034年を一つの目標に、
     アジア全域への宣教師派遣を目指します
   2)ただし多様な文化と社会体制が混在する地域への派遣なので、
     文化・社会のつながりを考慮しつつ、段階を踏んで派遣していきます
  そして世界へ・・・アジアの教会と協力して、全世界へ宣教師を派遣し、再臨を待ち望みます
   1)現地教会が、国内・国外の宣教に従事するよう支援します
   2)各宣教地の教会と協力して、全世界へ宣教師を派遣することを目指します
   3)現地からの求めに応じて、アジア以外の国々へも宣教師を派遣します
   4)全世界に散在する同胞(ディアスポラ)への宣教を行ないます
     宣教協力JAWS21(JAPAN ASIA WORLD SERVANT 21)  
     日本とアジアと世界に仕える日本同盟基督教団
     主が起こされる聖霊の大波に乗って、与えられた神のビジョンを成し遂げる。
4、祈りの課題
  1、国内の地域教会において、魂の救いと成長が与えられるように(国内宣教の祝福)
  2、ビジョン実現のため、新しい宣教師と支援者が起こされるように
  3、宣教区による新支援体制が立ち上がるように

聖書が語る大切なこと

聖書が語る大切なこと
 しかし、あなたがたの天の父は、
 それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。
 だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。
 そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。
 だから、あすのための心配は無用です。
 あすのことはあすが心配します。
 労苦はその日その日に、十分あります。
 マタイ6:32-34→主の祈りの前半と後半、十字架の縦棒と横棒
『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』
 これがたいせつな第一の戒めです。
『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』
 という第二の戒めも、それと同じようにたいせつです。
 律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。
 マタイ22:37−40→十戒の前半と後半、十字架の縦棒と横棒
「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。
 それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。
 そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、
 また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、
 彼らを教えなさい。
 見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」
 マタイ28:18−20→世界宣教教育命令

宣教夕拝のご案内

宣教夕拝のご案内20121118
台湾宣教師の齋藤五十三先生が杉戸にも来てくださいます。ぜひお集いください。
杉戸キリスト教会地図

支援宣教区制による国外宣教の新支援体制を考える

支援宣教区制による国外宣教の新支援体制を考える
日本同盟基督教団 国外宣教委員 野町真理
私たち日本同盟基督教団の素晴らしさは、日本とアジアと世界に仕える教団として形成されていることである。それは私たち日本同盟基督教団が、聖書信仰、宣教協力、そして合議制を三本柱としていることに基づいている。
聖書信仰
私たち日本同盟基督教団の素晴らしさは、まず聖書信仰にある。 新旧約聖書66巻の聖書は、一貫して全世界を視野に入れ、全世界を畑としている。
旧約聖書において、創世記12章に記されたアブラハムへの祝福は、全世界のすべての国民の祝福の基とされるという約束であった。星の数ほどの、だれにも数えきれない全世界のすべての国民の救いの先駆けとして、イスラエルは先に選ばれたのである。
新約聖書において、真の人となられた生ける真の神主イエス・キリストは、十字架と復活によって救いを完成された後、聖霊を一人一人に与えてくださった。そして主は聖霊によって、エルサレムからユダヤ・サマリアへ、そして地の果てにまで世界宣教する教会を形成される。出て行って仕え、みことばを教えて、あらゆる国の人々をキリストの弟子とする。それが地域教会、宣教区、そして教団に託された使命であると聖書は教えている。
日本同盟基督教団が、聖書を唯一絶対の規範とする聖書信仰に立つならば、遣わされている地域(宣教区)がエルサレムであり、そこからユダヤ・サマリア(国内・アジア)へ、そして地の果て(世界)を目指す必要がある。
初代エルサレム教会がそうであったように、私たちは内向き思考になりやすい。けれども、宣教の主である主イエスは、時に迫害を起こしてでも人々を外へと散らし、言葉や文化の壁を超えて世界宣教に生きる教会として私たちを用いてくださる。
宣教協力
第二に私たち日本同盟基督教団の素晴らしさは、宣教協力にある。私たち日本同盟基督教団は、国内外において宣教の使命を果たすために、十字架のもとに力を合わせて宣教協力する教団である。特に国外宣教の働きは、教団レベル、そして宣教区レベルの宣教協力がなければ、成し遂げることはできない。
国外宣教は、後回しにされ、最後の働きになることが多いかもしれない。しかし国外宣教こそ宣教協力における最高の働きである。なぜなら国外宣教こそ、私たちの救いの原点なのだから。誰かが海を渡ってこの国に赴き、外国語を覚え、外国語に聖書を翻訳し、外国語でみことばを教えてくださったからこそ、今の私たちがあり、日本国内の教会があり、そして日本同盟基督教団がある。
合議制
第三に私たち日本同盟基督教団の素晴らしさは、合議制にある。合議制とは、理事会、地域教会、担任教師の三者が合議を行うことによって教職人事を進め、教団を形成するシステムである。合議制は、地域教会や担任教職の破れ口に立ってとりなし、教団を形成していく大切な役割を担っている。
地域教会と教師という二者合議制による教団を考えるならば、日本同盟基督教団が柱の一つとしている三者合議制の素晴らしさが見えてくる。もし二者合議制において、何らかの理由で地域教会と教師との間の信頼関係が失われた場合、教師はその教会を辞任するだけでなく、教団からも退団することになりかねない。
即戦力が求められる今日において、地域教会は即戦力となる教職を求めやすいが、一人の教職が成熟していくには時間がかかる。そのような破れ口においても、三者合議制であれば、理事会の配慮による適材適所の人事によって、地域教会も若手教職も守り育て、健全な教会と教団を形成していくことが可能となる。その際、宣教区における役務者会の役割も大切となる。
宣教が困難な地域における教会形成においては、それぞれの地域教会が各個教会として孤立した働きを余儀なくされる場合がある。この場合にも、試練の中で残る実を結んでいくためには、教師養成プロセスを確立するとともに、三者合議制による教団形成をしていくことが必要だと考えられる。
続く