礼拝メッセージ「約束を待ちなさい」

礼拝メッセージ「約束を待ちなさい」

聖書箇所:使徒の働き1章1ー14節

この人たちは、婦人たちやイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たちとともに、みな心を合わせ、祈りに専念していた。使徒の働き1章14節

私たちのために苦しみを受け、十字架で死なれた主イエスは、3日目に復活されました。復活された主イエスは、『エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。』と使徒たちに命じられ、それから天に上げられていきました。

この主イエスの命令に使徒たちがどう応答したのか。それが上記のみことばです。彼らはエルサレムに留まり、自分たちだけではなく、婦人たちやイエスの母マリヤ、そしてイエスの兄弟たちとともに、みなで心を合わせて、祈りに専念したのです。

この書には、映画のエンドロールのように、数え切れない有名無名の人たちが紹介されています。使徒の働きという名前が付けられていますが、決して使徒たちだけの働きではありません。メンバー全員の働き、つまり「教会の働き」がこの書には記されています。

キリストに呼び集められた一人一人が十字架のもとに力を合わせ、協力することによって、働きは進められました。そしてこの働きは、世界中で現在進行形の働きです。私たちにもバトンが手渡されています。主イエスは今もあなたを必要とされています。

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教会形成・アジア21・そして世界へ(宣教協力JAWS21)

日本とアジアと世界に仕える日本同盟基督教団・国外宣教デー2008のための動画です。

ペンテコステ(国外宣教デー)礼拝メッセージ「神の国の門」

ペンテコステ礼拝(国外宣教デー)メッセージ「神の国の門」(ここをクリックするとメッセージが聞けます)

聖書箇所:ルカ福音書13:22-30

努力して狭い門からはいりなさい。なぜなら、あなたがたに言いますが、はいろうとしても、はいれなくなる人が多いのですから。ルカ13:24

今週の説教のあらすじ

「主よ。救われる者は少ないのですか。」と問う人に対して、主イエスは上記のみことばを語られました。神の国の門は、以下の3つの意味で狭いのです。

1、対象的な狭さ:世の中には様々な信仰の門戸があります。しかしイエス様だけが、神の国の門なのです。ヨハネ福音書10章9節に「わたしは門です。だれでも、わたしを通ってはいるなら、救われます。また安らかに出入りし、牧草を見つけます。」とある通りです。

2、時間的な狭さ:門戸は今、全世界に向かって大きく開かれていますが、やがて閉じられる時が来ます。ノアの箱舟の戸が閉ざされたように、やがて神の国の戸は閉じられるのです。戸が閉まってしまうと、戸をいくらたたいても、神の国にはいれません。今がチャンスです。

3、実質的な狭さ:学んでも不法を行っていては、神の国にはいれません。聞いたことを行う信仰、みこころを行う信仰が必要です。マタイ福音書7章21節に「わたしに向かって、『主よ、主よ。』と言う者がみな天の御国にはいるのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行なう者がはいるのです。」とある通りです。

礼拝メッセージ「からし種とパン種」

礼拝メッセージ「からし種とパン種」

聖書箇所:ルカ福音書13:18-21

「神の国は、何に似ているでしょう。何に比べたらよいでしょう。それは、からし種のようなものです。それを取って庭に蒔いたところ、生長して木になり、空の鳥が枝に巣を作りました。」またこう言われた。「神の国を何に比べましょう。パン種のようなものです。女がパン種をとって、三サトンの粉に混ぜたところ、全体がふくれました。」ルカ13:18ー21

今週の説教のあらすじ

イエス様は様々なたとえを用いて、神の国について教えて下さっています。今日の箇所では、「神の国はからし種やパン種のようなものです。」と教えられています。

からし種はとても小さな種です。しかし蒔かれると大きく成長して、空の鳥が枝に巣を作ることが出来るほどの木になります。『昔主イエスのまきたまいし、いとも小さき生命の種。芽生え育ちて地の果てまで、その枝を張る樹とはなりぬ。』と讃美歌には歌われています。

パン種は少量であっても、大きな影響力を持っています。わずかな量を粉に混ぜるだけで、大量の粉全体をふくらませることが出来るのです。

しかし種を蒔かなければ、大きな木を見ることも、粉全体が膨らむのを見ることも決してできません。福音宣教も同じです。収穫を期待して福音の種を蒔き続けなければ、教会の将来はないのです。