「ここから新しい人は育たない!」。
これが、新しい歴史教科書に対する大江健三郎氏(作家)のコメントである。
私は信じている。
「聖書こそが、新しい人を育てる真の教科書である」と。
なぜなら、聖書は過去の歴史に対して決して目を閉じてはいないから。
二十世紀、人類は二度の世界大戦を経験した。
二十世紀、それはかつてなかったほどのたくさんの人間が、殺されていった世紀であった。
今過去に目を閉ざす道を選んで、かつての過ちを再び繰り返してはならない。
私は信じている。
二十一世紀に真の平和をつくり出す新しい人間を育てるためには、
すべての日本人が、聖書のことばに耳を傾けることが必要であると。
聖書には、あらゆる過ぎ去った古いものを乗り越えて生きる道、
新しい人間の歴史が刻まれている。
だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。
古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。
コリント人への手紙第二 五章十七節
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2001年 6月4日
野町 真理