目から鱗が落ちた人 November 23, 2024

「目から鱗が落ちた人」November 23, 2024

「目から鱗が落ちる」とか、「目からうろこ」という表現がある。
実はThe Bible・聖書の中に起源がある。
その部分、新約聖書、使徒の働き9章17ー18節を以下に記す。

そこでアナニアは出かけて行って、その家に入り、サウロの上に手を置いて言った。「兄弟サウロ。あなたが来る途中であなたに現れた主イエスが、私を遣わされました。あなたが再び見えるようになり、聖霊に満たされるためです。」するとただちに、サウロの目から鱗のような物が落ちて、目が見えるようになった。そこで、彼は立ち上がってバプテスマを受け、…

目から鱗が落ちたのは、サウロ、別名パウロという人物。
彼はJESUSをメシア・キリストと信じる者を熱心に迫害していた。
しかし復活されたJESUSに待ち伏せされ、
天からの光によって地に打ち倒され、目が見えなくなった。
「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか」とJESUSは問われた。

やがてサウロのもとにアナニアという人物が遣わされる。
アナニアがサウロの上に手を置いて祈った時、
サウロの目から鱗のような物が落ち、目が見えるようになった。
サウロは、JESUSこそがメシア・キリストであることを確信し、
バプテスマ・洗礼を受け、JESUSの証人として走り始める。

JESUSをメシアとして信じたユダヤ人をメシアニック・ジューと呼ぶが、
メシアニック・ジューは、裏切り者として、ユダヤ人から迫害を受ける。
しかし目から鱗が落ちたユダヤ人は、
JESUS(ユダヤ名はイエシュア)をメシアとして信じ受け入れる。

パウロは、ユダヤ人同胞に迫害され、終始いのち狙われても、
同胞が救われることを捨て身で願いつつ、
異邦人の救いのために、地中海沿岸諸国で豊かに用いられた。
彼は小アジアやヨーロッパにJESUSの福音を届ける最初の宣教師とされた。

使徒の働きの中に、サウロ(パウロ)に関することが多く記録されている。
そして新約聖書として収められた多くの手紙は、パウロによる。
彼はキリストの奴隷、罪人のかしらとして、
獄中でも喜び祈りつつ手紙を書き続け、やがてローマで殉教した。

「キリスト・イエスは罪人を救うために世に来られた」ということばは真実であり、そのまま受け入れるに値するものです。私(パウロ)はその罪人のかしらです。(テモテへの手紙第一1章15節)

「聖路加国際病院の聖路加とは誰か?」November 20, 2024

「聖路加国際病院の聖路加とは誰か?」November 20, 2024

お世話になっている方が、杉戸キリスト教会の中にもおられる聖路加国際病院。
今日は、キリスト教にあまりなじみのない日本人が抱く、
この病院に関する素朴な疑問、
「聖路加国際病院の聖路加とは誰か?」に答えたい。

これを記す理由は、聖路加国際病院のWEBページを閲覧しても、
この素朴な疑問に対する答えを、なかなか見つけることができなかったから。
(サイト内検索で病院名と検索すると、小さく発見できました)
かつて私がそうであったように、The Bible・聖書をほとんど読まず、
教会にもほとんど行ったことのない日本人は、
聖路加という人物について、よく知らないと思われるので。

The Bibleには、旧約聖書と新約聖書があるが、
聖路加は新約聖書の中に出て来る。
日本語訳聖書には、ルカとカタカナで記されているが、
漢文聖書、中国語聖書には、路加と漢字で記されている。

まず新約聖書コロサイ人への手紙4章14節。
これが決定的な答えを提供している。

「愛する医者のルカ、
それにデマスが、あなたがたによろしくと言っています。」

とルカが医者であったことが明記されている。

実に聖路加国際病院の聖路加とは、医者でありキリスト信者であった人物で、
キリスト教精神に基づく全人的医療の先駆者であった故に、
聖路加と呼ばれるようになった人物なのだ。

ちなみに新約聖書の中に、かなりの大作としてルカの福音書があり、
その続編として使徒の働きがある。いずれも聖路加が記した文章である。

キリスト教の愛の心が
人の悩みを救うために働けば
苦しみは消えて その人は生まれ変わったようになる
この偉大な愛の力をだれもがすぐわかるように
計画されてできた生きた有機体がこの病院である
ルドルフ・B・トイスラー(1933)聖路加国際病院創立者

聖路加国際病院のWEBページ

「山登りバイブル」November 15, 2024

「山登りバイブル」November 15, 2024

私は父から山登りの素晴らしさを教えてもらった。それを一言で言うと、「しんどいけど素晴らしい!」。「しんどいけど素晴らしい!」それは人生そのものでもある。

山登りはほんとにしんどい。なんでこんなしんどいことをしているのか、自分で呆れるほどだ。けれども、忍耐強く一歩一歩登っていくと、やがて見晴らしのよい稜線などに出る。さらに進み続けると、ついに頂上にたどり着く。その達成感は、すべてのしんどさを、跡形もなく吹き飛ばす素晴らしさだ。

The Bibleは語る。

「私は山に向かって目を上げる。私の助けは どこから来るのか。私の助けは主から来る。天地を造られたお方から。」(旧約聖書 詩篇121篇1−2節)

山登りにも人生にも、助けがなければたどり着けない高みがある。そびえ立つ山を造り天地を造られたJESUSは、あきらめたくなるほどしんどい上り坂において、その時必要な助けを必ず与えてくださる。

谷川の流れ、鳥のさえずり、その時々に咲く綺麗な花や木々、蝶や虫たち、不思議な形をした岩、吹き渡る風、紺碧の空と湧き上がる白い雲、満天の星空、旅の仲間と神の家族、そして何よりも天地を造られた主に感謝します!

杉戸キリスト教会牧師 野町真理

ある晴れた春の日の午後

槍の上から

「死は終わりではない」November 14, 2024

「死は終わりではない」November 14, 2024

この世が楽しければ、生きているうちが花であり、まだ死にたくないと願う。
この世が生き地獄なら、死んだら楽になれると考え、早く死にたいと願う。
いずれにせよ、ある日突然、自分のお葬式の日が来る。
いつか必ず、すべての生きとし生けるものは、死を迎える。
病気で、事故で、怪我で、災害で、戦争で、老衰で、今日も誰かが死を迎えている。

しかしThe Bibleは、「死は終わりではない!」と宣言する。
聖書は、永遠の苦しみではなく永遠のいのちを、あなたが得るために書かれている。

神は、実に、そのひとり子(イエス・キリスト)をお与えになったほどに世(あなた)を愛された。それは御子(JESUS CHRIST)を信じる者(あなた)が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。(新約聖書 ヨハネの福音書3章16節)

あなたの上に、あなたを愛してやまない神が、生きる力と生きる希望、そして永遠のいのちを豊かに注いでくださいますように。

杉戸キリスト教会牧師 野町真理

Welcom back to The GospelShow

アーサー&ローレン2024

唯一無二の不良牧師&世界の音楽界で活躍中の愛娘

Welcome back to The GospelShow
アーサー・ホーランド師

アーサー・ホーランド師十字架行進

日本最北端の地まで十字架行進

https://www.arthurhollands.com

堀井ローレン師

https://www.laurenhorii.com
https://www.laurenkaori.com

杉戸キリスト教会地図2014

聖書と祈り会2024-09-18 流れのほとりに植えられた木 ぶどうの木に接木された枝

2024年9月18日の聖書と祈り会メッセージ。流れのほとりに植えられた木 ぶどうの木に接木された枝。
聖書は詩篇1篇とヨハネの福音書15章1−16節。
聞くドラマ聖書はこちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠http://graceandmercy.or.jp⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
資料はこちら⁠⁠⁠⁠https://flic.kr/p/2qh8Ruv

杉戸キリスト教会では、水曜午後2時からと20時から、聖書と祈り会の時を持っています。
どなたでもお集いください。

聖書と祈り会資料2024-09-18

天を見上げて地上を旅する

埼玉県北葛飾郡杉戸町、旧日光街道沿い、古利根の流れのほとりに植えられた日本同盟基督教団・杉戸キリスト教会、野町真理牧師のゴスペルメッセージ。

はじめに1

はじめに2

杉戸キリスト教会地図2016