証し 野町真理

証し
野町 真理(のまちしんり)

「野町君、罪を持っちょったら天国に行けんがでー。けんどイエス様は野町君のために身代わりに十字架に架かって死んでくれたが。もし野町君がイエス様を信じると天国に行けるがやきー。」

20歳の時、フィリピンから留学生が来て、土佐弁で私に福音を語ってくれました。神に頼るのは弱い人間のすることだと聞き流していました。けれども、三浦綾子の「塩狩峠」を読んだ時、自分から聖書を読み始めました。

聖書はまるで本当の自分を映し出す鏡のように、心の中の醜さ、弱さを見せてくれました。神を神とせず、自分は正しいとして人を見下し、裁き、結局自分のことしか考えていない自己中心な自分に絶望しました。しかし神からのラブレターと呼ばれている聖書にはこう書かれてあったのです。

「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」( 旧約聖書イザヤ書43章4節)

すべてお見通しなのに、私を高価で尊いと愛しておられること。イエス様を十字架につけて殺したのは私であることを示されました。その時、十字架につけられ、3日目によみがえって今も生きておられるイエス様を、心に受け入れる祈りをしました。神は、いのちを与えてくださるほどに私を愛しておられる。そのことを知ってから、私の人生は180度変えられました。目に映るもの全てが輝いて見えました。

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