その時

その時

巨大津波がジェット機のような早さで襲いかかったその時、
防波堤も防潮堤も、みんなみんな腰砕けになってしまった。
大切な不動産が、動いて壊れてしまった。
大切な車も、マッチ箱のように波間に漂った。
大切な船も、建物の上や陸地に運ばれ、取り残された。
何よりつらいのは、大切な愛する家族や友人たちと、離ればなれになってしまったこと。
生きていてほしい。生きていてほしい。
命だけあれば、それだけでいい。
神さま助けてください。
神さまあわれんでください。

コメントを残す