礼拝メッセージ「邪悪な生活からの救い」

礼拝メッセージ「邪悪な生活からの救い」

聖書箇所:使徒の働き3章17-26節

神は、まずそのしもべを立てて、あなたがたにお遣わしになりました。それは、この方があなたがたを祝福して、ひとりひとりをその邪悪な生活から立ち返らせてくださるためなのです。」使徒の働き3章26節

生放送や生演奏等をライブと言います。ライブとは、生きているなまの状態であり、躍動するいのちです。緊張感の中でいきいきと輝き、元気はつらつの状態。それがライブです。

大変興味深いことに、英語においてライブ(LIVE)を反対から綴ると、悪を意味する言葉(EVIL)になります。ライブ(LIVE)をひっくり返したものが悪(EVIL)だとすると、「悪とはいのちを奪い、元気を奪うものである」と定義できます。

「あなたがたひとりひとりが、いのちや元気を奪う邪悪な生活をしている」と聖書は告発します。しかし続けて聖書は、「驚くばかりの恵みによって、人の悪が、人を生かし元気づけることのできるライブに変えられる」と福音を宣べ伝えています。

あなたから有害な毒のようなものをすべて取り除き、あなたをいきいきと生かす。その時、人々に元気を与え、人々を生かすことのできるライブな人としてあなたが生かされる。それが、ひとりひとりをその邪悪な生活から立ち返らせてくださる神の祝福です。

杉戸さんぽ

杉戸さんぽ 09/07/02

古利根川は、杉戸キリスト教会から歩いて1分ほどの所にゆったりと流れている。橋本そば屋さんの横から、いつもの細い路地を通って、川沿いのT字路に出る。そしてゆっくりと川上に向かう。葉っぱをたくさんつけた柳の木の枝が、ゆっくり揺れている。梅雨のこの季節の古利根は、若干水かさが増し、流れも少し早い。水の色はコーヒー色に近い。

駅前通りの橋を渡ると、対岸はもう宮代町である。橋を渡った後、駅の方には向かわず、そのまま下流の方に歩く。川の流れを見ながら歩いていると、水際でかなり大きな波紋を見つけたので立ち止まる。おそらく大きな鯉だろうと考えて、魚影を探す。

ところがその大きな魚は、時折顔を上げて、水際から生え出ている草を口にくわえ、そして引っ張りながらむしゃむしゃと食べた。草魚だ!杉戸に来て3度目の夏になろうとしているが、古利根川で草魚に出会ったのはこれが初めてだ。70センチから80センチメートルほどの大きな丸太のような魚体は、とても貫禄があった。