教会の働きC
「この曲がった時代から救われよ!」

聖書個所:使徒の働き2章22−41節

2:22 イスラエルの人たち。このことばを聞いてください。
   神はナザレ人イエスによって、あなたがたの間で力あるわざと、
   不思議なわざと、あかしの奇蹟を行なわれました。
   それらのことによって、神はあなたがたに、この方のあかしをされたのです。
   これは、あなたがた自身がご承知のことです。

2:23 あなたがたは、神の定めた計画と神の予知とによって引き渡されたこの方を、
   不法な者の手によって十字架につけて殺しました。
2:24 しかし神は、この方を死の苦しみから解き放って、よみがえらせました。
   この方が死につながれていることなど、ありえないからです。

2:25 ダビデはこの方について、こう言っています。
   『私はいつも、自分の目の前に主を見ていた。
   主は、私が動かされないように、私の右におられるからである。
2:26 それゆえ、私の心は楽しみ、私の舌は大いに喜んだ。さらに私の肉体も望みの中に安らう。
2:27 あなたは私のたましいをハデスに捨てて置かず、
   あなたの聖者が朽ち果てるのをお許しにならないからである。
2:28 あなたは、私にいのちの道を知らせ、御顔を示して、私を喜びで満たしてくださる。』

2:29 兄弟たち。先祖ダビデについては、私はあなたがたに、確信をもって言うことができます。
   彼は死んで葬られ、その墓は今日まで私たちのところにあります。
2:30 彼は預言者でしたから、
   神が彼の子孫のひとりを彼の王位に着かせると誓って言われたことを知っていたのです。
2:31 それで後のことを予見して、キリストの復活について、
   『彼はハデスに捨てて置かれず、その肉体は朽ち果てない。』と語ったのです。
2:32 神はこのイエスをよみがえらせました。私たちはみな、そのことの証人です。

2:33 ですから、神の右に上げられたイエスが、御父から約束された聖霊を受けて、
   今あなたがたが見聞きしているこの聖霊をお注ぎになったのです。

2:34 ダビデは天に上ったわけではありません。彼は自分でこう言っています。
   『主は私の主に言われた。
2:35 わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまではわたしの右の座に着いていなさい。』

2:36 ですから、イスラエルのすべての人々は、このことをはっきりと知らなければなりません。
   すなわち、神が、今や主ともキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです。」

2:37 人々はこれを聞いて心を刺され、ペテロとほかの使徒たちに、
   「兄弟たち。私たちはどうしたらよいでしょうか。」と言った。

2:38 そこでペテロは彼らに答えた。
   「悔い改めなさい。そして、それぞれ罪を赦していただくために、
   イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。
   そうすれば、賜物として聖霊を受けるでしょう。
2:39 なぜなら、この約束は、あなたがたと、その子どもたち、ならびにすべての遠くにいる人々、
   すなわち、私たちの神である主がお召しになる人々に与えられているからです。」

2:40 ペテロは、このほかにも多くのことばをもって、あかしをし、
   「この曲がった時代から救われなさい。」と言って彼らに勧めた。
2:41 そこで、彼のことばを受け入れた者は、バプテスマを受けた。
   その日、三千人ほどが弟子に加えられた。

主題:曲がった時代から救われる条件は、悔い改めてバプテスマを受け、賜物として聖霊を受けること。

導入:この曲がった時代

2:40 ペテロは、このほかにも多くのことばをもって、あかしをし、
   「この曲がった時代から救われなさい。」と言って彼らに勧めた。

この曲がった時代。何が曲がっているのか?

まず私たちの心が曲がっている。そしてその心から出てくる言葉と行動が曲がっている。

曲がった心とはどういうものかを、ずばり語っている聖書の箇所。

マルコ7:20−23
7:20 また言われた。「人から出るもの、これが、人を汚すのです。
7:21 内側から、すなわち、人の心から出て来るものは、悪い考え、不品行、盗み、殺人、
7:22 姦淫、貪欲、よこしま、欺き、好色、ねたみ、そしり、高ぶり、愚かさであり、
7:23 これらの悪はみな、内側から出て、人を汚すのです。」

箴言4:23−24
4:23 力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。
4:24 偽りを言う口をあなたから取り除き、曲がったことを言うくちびるをあなたから切り離せ。

曲がったこと=うそ、偽り、不誠実

創造主なる神、造り主なる神を心の中から追い出し、神を人生の中から締め出して自分を中心として歩む。

自己中心に曲がる物差し

本論1:あなたがたは、この方を十字架につけて殺しました

2:23 あなたがたは、神の定めた計画と神の予知とによって引き渡されたこの方を、
   不法な者の手によって十字架につけて殺しました。

本論2:しかし神は、このイエスをよみがえらせました

2:24 しかし神は、この方を死の苦しみから解き放って、よみがえらせました。
   この方が死につながれていることなど、ありえないからです。

本論3:神の右に上げられたイエスが、この聖霊をお注ぎになったのです

2:33 ですから、神の右に上げられたイエスが、御父から約束された聖霊を受けて、
   今あなたがたが見聞きしているこの聖霊をお注ぎになったのです。

本論4:神が、今や主ともキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです

2:36 ですから、イスラエルのすべての人々は、このことをはっきりと知らなければなりません。
   すなわち、神が、今や主ともキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです。」

結論:悔い改め、罪を赦していただくために、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けるでしょう。

2:37 人々はこれを聞いて心を刺され、ペテロとほかの使徒たちに、
   「兄弟たち。私たちはどうしたらよいでしょうか。」と言った。

2:38 そこでペテロは彼らに答えた。
   「悔い改めなさい。そして、それぞれ罪を赦していただくために、
   イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。
   そうすれば、賜物として聖霊を受けるでしょう。
2:39 なぜなら、この約束は、あなたがたと、その子どもたち、ならびにすべての遠くにいる人々、
   すなわち、私たちの神である主がお召しになる人々に与えられているからです。」

2:40 ペテロは、このほかにも多くのことばをもって、あかしをし、
   「この曲がった時代から救われなさい。」と言って彼らに勧めた。
2:41 そこで、彼のことばを受け入れた者は、バプテスマを受けた。
   その日、三千人ほどが弟子に加えられた。

祈り:


The Gospel of Jesus Christ(Shinri Nomachiのホームページ)へ

shin@hc-rock.com

メールで感想、意見、質問などお気軽にお寄せください。

野町 真理