NEW! 2004年 6月13日
豊橋ホサナキリスト教会・住吉チャペル
主日礼拝式メッセージ
(野町 真理)

教会の働きQ
「万事を益に!」

聖書個所:使徒の働き8:1ー8

8:1 サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。

  その日、エルサレムの教会に対する激しい迫害が起こり、
  使徒たち以外の者はみな、ユダヤとサマリヤの諸地方に散らされた。

8:2 敬虔な人たちはステパノを葬り、彼のために非常に悲しんだ。

8:3 サウロは教会を荒らし、家々にはいって、男も女も引きずり出し、次々に牢に入れた。

8:4 他方、散らされた人たちは、みことばを宣べながら、巡り歩いた。
8:5 ピリポはサマリヤの町に下って行き、人々にキリストを宣べ伝えた。
8:6 群衆はピリポの話を聞き、その行なっていたしるしを見て、みなそろって、彼の語ることに耳を傾けた。
8:7 汚れた霊につかれた多くの人たちからは、その霊が大声で叫んで出て行くし、大ぜいの中風の者や足のきかない者は直ったからである。
8:8 それでその町に大きな喜びが起こった。

主題:すべてを統べ治めておられる主は、万事を益にして下さる。

導入:ステパノの死がもたらしたもの

 先週私たちは、使徒の働き7章の最後の部分に記されている御言葉に、ご一緒に耳を傾けました。そこには、ステパノという人物が、石を投げつけられて殺されたという悲惨な出来事が、語られていました。ステパノは、大変素晴らしい信仰と、聖霊なる神に満たされた勇敢な心を併せ持ったキリスト者でありました。ステパノは、初代教会の7人の執事の中に選ばれていた人物でもありました。何歳の時にステパノは殺されたのか、ということは、聖書に記されていませんが、おそらくまだ働き盛りであった時、突然命が断たれたものと思われます。

 私たちは、自分がいつ死ぬのかということは、本当にわかりません。いつ自分が死ぬかということは、予測がつかないのです。けれども、確実に予測がつくこと、前もって100パーセント予測出来ることがあります。それは、私たちが、必ずいつか死を迎えなければならないということです。

 ステパノは、そのために命をかける価値のあるもの、そのために死ぬ価値のあるもののために、献身して生きていた。私たちも、そのために命をかける価値のあるもの、そのために死ぬ価値のあるもののために献身して生きる者でありたいと願う。

本論:

1:激しい迫害

8:1 サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。

  その日、エルサレムの教会に対する激しい迫害が起こり、
  使徒たち以外の者はみな、ユダヤとサマリヤの諸地方に散らされた。

8:2 敬虔な人たちはステパノを葬り、彼のために非常に悲しんだ。

8:3 サウロは教会を荒らし、家々にはいって、男も女も引きずり出し、次々に牢に入れた。

2:散らされた使徒たち以外の者によるサマリヤ伝道

 散らされた人たちによる教会の働き。隠れキリシタンにならなかった故に。

8:4 他方、散らされた人たちは、みことばを宣べながら、巡り歩いた。
8:5 ピリポはサマリヤの町に下って行き、人々にキリストを宣べ伝えた。
8:6 群衆はピリポの話を聞き、その行なっていたしるしを見て、みなそろって、彼の語ることに耳を傾けた。
8:7 汚れた霊につかれた多くの人たちからは、その霊が大声で叫んで出て行くし、大ぜいの中風の者や足のきかない者は直ったからである。
8:8 それでその町に大きな喜びが起こった。

結論:すべてを統べ治めておられる主は、万事を益にして下さる。

散らされた使徒たち以外の者によって、教会の働きが広げられていった。

福音がエルサレムを越え出て、ユダヤとサマリヤの諸地方に宣べ伝えられていった。

特にサマリヤに福音が届けられ、サマリヤの町に大きな喜びが起こった。

祈り:


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野町 真理