NEW! 2004年 5月30日
豊橋ホサナキリスト教会・住吉チャペル
ペンテコステ主日礼拝式メッセージ
(野町 真理)
7:38 また、この人が、シナイ山で彼に語った御使いや私たちの先祖たちとともに、
荒野の集会において、生けるみことばを授かり、あなたがたに与えたのです。
7:39 ところが、私たちの先祖たちは彼に従うことを好まず、かえって彼を退け、
エジプトをなつかしく思って、
7:40 『私たちに、先立って行く神々を作ってください。
私たちをエジプトの地から導き出したモーセは、どうなったのかわかりませんから。』
とアロンに言いました。
7:41 そのころ彼らは子牛を作り、この偶像に供え物をささげ、彼らの手で作った物を楽しんでいました。
7:42 そこで、神は彼らに背を向け、彼らが天の星に仕えるままにされました。
預言者たちの書に書いてあるとおりです。
『イスラエルの家よ。あなたがたは荒野にいた四十年の間に、
ほふられた獣と供え物とを、わたしにささげたことがあったか。
7:43 あなたがたは、モロクの幕屋とロンパの神の星をかついでいた。
それらは、あなたがたが拝むために作った偶像ではないか。
それゆえ、わたしは、あなたがたをバビロンのかなたへ移す。』
7:44 私たちの先祖のためには、荒野にあかしの幕屋がありました。
それは、見たとおりの形に造れとモーセに言われた方の命令どおりに、造られていました。
7:45 私たちの先祖は、この幕屋を次々に受け継いで、神が先祖たちの前から異邦人を追い払い、
その領土を取らせてくださったときには、ヨシュアとともにそれを運び入れ、
ついにダビデの時代となりました。
今年の標語聖句を皆さん覚えていらっしゃるでしょうか?民数記9章18節の御言葉です。
9:18 主の命令によって、イスラエル人は旅立ち、主の命令によって宿営した。
この御言葉だけを見ると、かつてイスラエルの人々は、主の命令によってのみ行動したかのように思ってしまうかもしれません。けれども、旧約聖書を改めて読んで見るならば、この御言葉は、ほんの一瞬の晴れ間のようだということを知ることになります。
太平洋側でずっと住んでいると、青空が見えるのが普通です。ところが、日本海側に行きますと、青空が見えるということは普通ではなく特別なことだそうです。いつもはどんよりと雲が空を覆っていて、晴れ間が見えない。そして時々雲の合間から少しだけ晴れ間が見える。そんな天気だそうです。
7:38 また、この人が、シナイ山で彼に語った御使いや私たちの先祖たちとともに、
荒野の集会において、生けるみことばを授かり、あなたがたに与えたのです。
この人=モーセのこと。
7:35 『だれがあなたを支配者や裁判官にしたのか。』と言って人々が拒んだこのモーセを、神は柴の中で彼に現われた御使いの手によって、支配者また解放者としてお遣わしになったのです。
ここで「集会」と訳されている言葉は、普通は「教会」と訳される言葉。ギリシャ語「エクレシア」
結婚式の際によく読まれる御言葉。エペソ5章
5:22 妻たちよ。あなたがたは、主に従うように、自分の夫に従いなさい。
5:23 なぜなら、キリストは教会のかしらであって、ご自身がそのからだの救い主であられるように、
夫は妻のかしらであるからです。
5:24 教会がキリストに従うように、妻も、すべてのことにおいて、夫に従うべきです。
5:25 夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、
あなたがたも、自分の妻を愛しなさい。
5:26 キリストがそうされたのは、みことばにより、水の洗いをもって、
教会をきよめて聖なるものとするためであり、
5:27 ご自身で、しみや、しわや、そのようなものの何一つない、聖く傷のないものとなった栄光の教会を、
ご自分の前に立たせるためです。
5:28 そのように、夫も自分の妻を自分のからだのように愛さなければなりません。
自分の妻を愛する者は自分を愛しているのです。
5:29 だれも自分の身を憎んだ者はいません。かえって、これを養い育てます。
それはキリストが教会をそうされたのと同じです。
5:30 私たちはキリストのからだの部分だからです。
5:31 「それゆえ、人はその父と母を離れ、妻と結ばれ、ふたりは一心同体となる。」
5:32 この奥義は偉大です。私は、キリストと教会とをさして言っているのです。
5:33 それはそうとして、あなたがたも、おのおの自分の妻を自分と同様に愛しなさい。
妻もまた自分の夫を敬いなさい。
私たち教会はキリストの花嫁。花婿はキリスト。もし花嫁が浮気をしたら、花婿はどういう気持ちになるでしょうか?
キリストの花嫁である私たち教会が浮気をして、他の花婿を慕い求めた時、キリストがして下さったことは何だったでしょうか?キリストは私たち教会を愛し、私たち教会のために、ご自身を十字架の上でささげられたのであります。
7:39 ところが、私たちの先祖たちは彼に従うことを好まず、かえって彼を退け、
エジプトをなつかしく思って(心中で振り向き)、
7:40 『私たちに、先立って行く神々を作ってください。
私たちをエジプトの地から導き出したモーセは、どうなったのかわかりませんから。』
とアロンに言いました。
7:41 そのころ彼らは子牛を作り、この偶像に供え物をささげ、彼らの手で作った物を楽しんでいました。
エジプトをなつかしく思って(心中で振り向き)=神に対して背を向ける
モーセに逆らったのは、あなたがたイスラエルの民ではありませんか!
7:42 そこで、神は彼らに背を向け、彼らが天の星に仕えるままにされました。
預言者たちの書に書いてあるとおりです。
『イスラエルの家よ。あなたがたは荒野にいた四十年の間に、
ほふられた獣と供え物とを、わたしにささげたことがあったか。
7:43 あなたがたは、モロクの幕屋とロンパの神の星をかついでいた。
それらは、あなたがたが拝むために作った偶像ではないか。
それゆえ、わたしは、あなたがたをバビロンのかなたへ移す。』
ギリシャ語訳旧約聖書、アモス書の御言葉からの引用。
5:22 たとい、あなたがたが全焼のいけにえや、穀物のささげ物をわたしにささげても、形式的な供え物を、主はささげものとしては見られない。
わたしはこれらを喜ばない。あなたがたの肥えた家畜の和解のいけにえにも、目もくれない。
5:23 あなたがたの歌の騒ぎを、わたしから遠ざけよ。わたしはあなたがたの琴の音を聞きたくない。
5:24 公義の水のように、正義をいつも水の流れる川のように、流れさせよ。
5:25 「イスラエルの家よ。
あなたがたは、荒野にいた四十年の間に、
ほふられた獣とささげ物とをわたしにささげたことがあったか。
5:26 あなたがたはあなたがたの王サクテと、
あなたがたのために造った星の神、キウンの像をかついでいた。
5:27 わたしはあなたがたを、ダマスコのかなたへ捕え移す。」とその名を万軍の神、
主という方が仰せられる。
二心をもって偶像を拝む時に、神がなさること。
1、神が彼らに背を向けられる
2、彼らが偶像に仕えるままにされる(なすがままにされる。行くところまで行かせる。)
アモス4章に5回繰り返されている主の悲痛な嘆き。「それでも、あなたがたはわたしのもとに帰って来なかった。」
そのようなイスラエルが行き着いた所がバビロン捕囚。そこまで行かなければ、イスラエルは我に帰ることが出来なかった。自分が神に対して、何をしているのかが解らなかった。罪意識が全く無かった。
今日は、教会(私たち一人一人)に、聖霊が与えられたことを覚えるペンテコステです。
7:51 かたくなで、心と耳とに割礼を受けていない人たち。あなたがたは、先祖たちと同様に、いつも聖霊に逆らっているのです。
私たちは、御霊に従う歩みをしていきましょう。主の命令によって宿営し、主の命令によって旅立つ歩みをしていきましょう。
私共の教会が所属している日本同盟基督教団では、ペンテコステの日を「国外宣教デー」としています。
国外宣教は、何か遠いこと、自分とは関係ないことだ。そう思うことが多い。けれども私たちは、国外宣教とは切っても切れない関係を持っています。
外国からの宣教師たちが国外宣教して下さったことで、日本の私たちが救いを受けることが出来たからです。いや、国外伝道に限りません。私たちは、誰かが教会に誘ってくれたり、トラクトを配ってくれたり、イエス様のことを伝えてくれる人がいたから信じることが出来たということを覚えます。
●出て行って福音を伝えることへのチャレンジ
先日、ウイクリフの聖書翻訳宣教師として労しておられる、久米先生をお招きして祈祷会を持つことが出来た。 現地に入り、現地の言葉を学び、そして聖書をその言葉に翻訳していくという働きは、本当に大変な働きであることを改めて覚えさせられた。 それと同時に、出て行って福音を伝えることへのチャレンジも新たに覚えました。
アジアのある村人のことば
「あんたがたはいつからこの聖書を持っていたんだ?父親は持っていたんか?じい様もだと? わしらのとこへ持ってくるのに、なんでそんなに時間がかかったんだね?」
世界中の人々の叫び
「あんたがたはいつからイエス様のことを信じていたんだ?10年以上も前からだと?父親は信じていたんか?じい様もだと? わしらのとこへ伝えにくるのに、なんでそんなに時間がかかったんだね?」
今日は午後に、駅前路傍伝道を計画させて頂きました。祈りによって聖霊に満たされ、救われた喜びと感謝をもって、皆さんといっしょに、駅前に出て行きたいと願っています。
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野町 真理